音楽は街を救う!?ーオープンカレッジ市民大学第2講を開催しました

 5月15日(金)、令和8年度オープンカレッジ市民大学の第2講は青森市男女共同参画プラザ5階 研修室で開かれました。
今回は青森大学総合経営学部の佐々木淳一教授をお招きして、『「音楽社会学」~音楽は街を救う~ 日本を含めた世界の様々なジャンルの音楽を聴きながら文化を知ろう」を演題にご講演をいただきました。

 講演で佐々木教授は、国内外の音楽を年代別に紹介し、米国史にも触れながら、単に音楽を「聞く」だけではなく、背景にある歴史、社会、歴史、経済との関わりを「聴き取る」ことの大切さを訴えました。さらに青森(津軽)の自然環境が太宰文学や津軽三味線といった独自の文化を育んだーとも指摘しました。

 続いて、財政難から日本初の限界自治体となった夕張市の事例を採り上げ、人口増と住みやすさで知られる国内外の都市の取り組みを挙げて都市の活力を維持する条件を考察 。世界最大級のグラストンベリー・フェス(英国)や、東北を代表する男鹿ナマハゲロックフェス等の事例を挙げ、音楽イベントがもたらす経済効果と交流人口の増加が地方創生の切り札になるーと分析し、地域住民と自治体などが連携して音楽文化を育むことが2042年問題(高齢者人口のピーク)に立ち向かう一助となると提唱しました。

 聴講者からは「大変興味深かった」「勉強になった」など賛辞が相次ぎました。