津島淳・法務副大臣と青森大学生の「車座トーク」が11月26日に開かれました

津島淳・法務副大臣と青森大学生の「車座トーク」が11月26日、青森大学のアクティブラーニング教室で開かれ、18~20歳の男女学生5人が、2022年春に予定されている18歳への成年年齢引下げと法教育の在り方をめぐって意見を交わしました。
津島副大臣は青森市に事務所を置き、これまでも何度か青森大学の授業で、異なる党派の議員らとともにゲスト・スピーカーを務めてきました。今回は法務副大臣に就任後、初の来学となりました。

総合経営学部、社会学部、ソフトウェア情報学部の1、2年生が参加したほか、2、4年生各1人、中国からの留学生1人が参観しました。津島副大臣は冒頭のあいさつで「若い人に活躍してもらうための土壌づくりを進める機会にしたい」と強調しました。
学生たちは、ネットやSNSが主な情報源になっているにもかかわらず、成年年齢引き下げに関する情報があまり届いていないという印象や、受験や高校卒業を控えた多忙な時期に成年を迎えることになる、という感想を伝えました。また、自分のことを自分で決めるために適切な知識を身につけたい、という声が上がりました。

さらに、人口が少ない若い世代が、自分たちの意思を反映させるため選挙に立候補しようと考えてもハードルが高いと感じているという意見があり、被選挙権を引き下げてはどうか、という提案が出ました。一方で、有権者の半数しか選挙の投票に出向かなくなっている現状をどうするか、といった提起がありました。
終了後、学生たちは「津島副大臣がおっしゃっていた『ファースト・ペンギン』になりたい」、「より良い社会をつくるにはどんな努力が必要なのかを考えられたのが最大の収穫だった」といった感想を語っていました。

車座トークの様子は11月27日の東奥日報、デーリー東北紙面で紹介されたほか、法務省ホームページにも掲載されています。
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho06_00511.html