去る9月2日(水)、令和2年度青森大学薬学部卒業研究発表会が青森大学5号館5103/5104/5205/5206教室にて開催されました。
青森大学薬学部生は4年次から6年次の3年間、授業や試験、実習を行う傍ら、新たな発見を目指して卒業研究に取り組みます。卒業研究は薬剤師として必要な資質である、「問題発見・解決能力」、「情報収集・分析能力」、「コミュニケーション・プレゼンテーション能力」を育む、非常に重要な科目の一つです。その集大成として、本発表会にてポスターによる発表を行いました。
また、今年度は新たな試みとして、青森山田高等学校の生徒による研究発表への参加が行われました。生徒には「総合的な探求の時間」の一部とし発表に参加してもらい、質問カードを配布し、気になる発表には質問カードを大学生に渡して、それに対して大学生が高校生に答えるという、「思考力・判断力・表現力」の模範を大学生から学習(高大連携プログラム)することを狙いました。
決められた時間内に自らが行った研究の意味や価値、内容を教員、学生、そして高校生の方々にプレゼンテーションした後、様々な質問に対して調べ上げた知識を以て活発なディスカッションが行われました。長期間にわたる卒業研究の締めくくりの一つとして、盛況のうちにつつがなく終了しました。