青森大学青森本校は、「地域から引き出す創造的な学習と研究 ～地域のための研究力向上～」と題して、7月13日にソウル大学よりRyu Jae-Myong名誉教授とKim Min-Sung教授を講師としてお迎えし、青森大学集いのスペースでシンポジウムが行われた。
この講演会は、大学の研究力向上で地域を活性化し、研究者の交流や今後の共同研究を促進することを目的として開催されました。この日は、オンラインを含め約50人の聴講生が集まり、大盛況となりました。
第一部はRyu Jae-Myongソウル大学名誉教授が「『考えの農業』どうすべきか？」と題して登壇し、常識にとらわれない思考の必要性や些細な質問から自分を成長させる方法について話し、第二部では、Kim Min-Sungソウル大学教授が「創造的観点から地域社会連携学習をデザインする」をテーマに、心理学理論である一貫性の法則を活かして、場所への愛を育む方法について話した。
参加者からは、「農業や地域社会の連携など、今日本各地で直面している問題だったと思います。世界の先進事例を聴けてよかったです。自分の地域でも実践できそうな例があったので、早速メンバーと共有して、取り入れて運用してみたいと思います。」との声が寄せられた。
