6月10日(土)、薬学部1年生の授業「薬学概論I」の1コマとして、青森市農林水産部農業振興センター内の「薬用植物園・ハーブ園・薬木園」にて学外学習を実施しました。
この施設は、青森市出身で東京大学薬学部初代学部長であった石舘守三氏が監修された、県内でも有数の薬用植物園です。薬用植物園の約1ヘクタールの園内に、薬草200種、薬木70種、水生薬用植物10種を展示栽培しています。また、ハーブ園では、面積約7アールの園内にラベンダー、タイム、ミント、セージなど約110種類のハーブを展示栽培しています。
前日はかなり雨が降りましたが、見学当日は曇天で過ごしやすい植物観察日よりで、教員7名が引率しました。
学生は、教員の説明に熱心に耳を傾け、質問をしている光景もありました。
学生自身が興味・関心のある植物を見つけて、それぞれ写真撮影や薬効などメモを取っている様子が印象的でした。
この見学で学生は、写真を使った講義課題を提出します。
この体験見学を通して学生が薬用植物に興味を持ち、今後の関係教科の勉学の励みになることを期待します。