青森大学社会学部の3年生が、2020年度の幸畑団地調査をスタートさせました。
2013年度に始まった青森大学「幸畑プロジェクト」の一環として、団地の現状や住民の意識を明らかにしていきます。
本年度の調査は、3年生の選択科目「社会調査実習」(担当・櫛引素夫教授)の中で実施します。
同実習は、希望者が取得する資格「社会調査士」の最終関門というべき科目で、履修者は調査を企画、実施した上に、報告書の執筆、さらに報告会を開催します。
6月2日には、新型コロナウイルスの影響に伴う緊急事態宣言が解除されたことを受けて、「まちあるき」を行いました。
学生たちは、街並みから読み取れる地域や暮らしの変遷、居住環境の変化を学びながら、何気ない光景が多くの情報をもたらしてくれることに感嘆の声を上げていました。
8年目を迎えた幸畑プロジェクトは、地域の方々にもおなじみで、至る所で「頑張ってください」と声をかけていただきました。