7月28日(土)、秋田県大館市と青森大学の共催による「薬剤師体験セミナー」を開催しました。今年で5回目となります。
大館市の中学校・高等学校を通じて参加者を募集したところ、中学生15名、高校生7名の参加者となりました。
中学生メニュー
1. 経口補水液の調製
2. 錠剤成形(打錠、崩壊性試験)
3. 昼食&地域薬剤師トークタイム
4. ペーパークロマトグラフィー
高校生メニュー
1. アスピリンの合成
2. 合成した薬の成分分析(薄層クロマトグラフィー)
3. 昼食
4. 経口補水液の調製
5. 地域薬剤師との座談会
昼食及び薬剤師との懇談には、大館市で活躍されている薬剤師3名にご協力頂き、活発な話し合いがもたれました。 参加した皆さんの、進路選択の幅が広がったかと思います。
中学生、高校生ともに修了式を行いました。
そして、薬学部の学生17名(6年生10名、5年生5名、4年生2名)が協力しました。学生にとって、大変だったかと思いますが、良い経験になりました。
秋田県も、青森県同様に地域医療を担う薬剤師が不足しており、青森大学薬学部は北東北エリアの薬剤師養成機関であります。
市と大学および地域薬剤師が連携して(官学連携)、未来を担う中高生に対し、このような地域貢献セミナーを実施しております。
《中学生》
《高校生》