高校総合学科の祭典「青森県総合学科高等学校研究発表会」（第10回）が、12月25日に青森大学記念ホールで開催された。
今年も各校の代表チームが集まり、6校10チームの発表が行われた。研究の着想や計画はもちろん、発表内容やプレゼンテーションも素晴らしい水準で、参観した青森大学の教職員は高校生たちの研究発表のすばらしさに驚きを隠せない様子であった。
最優秀賞のMIP（Most Impressive Presentation=最も印象的なプレゼンテーション）には、大湊高校チームの『「防災」私たちが作る「災害に強い人と社会」～防災意識と行動を変える・大湊高校の研究と実践～』が選定された。また、審査員特別賞には、七戸高校の『人口減少対策プロジェクト～子育て支援～七高生による習い事支援』が選ばれた。
大湊高校チームは、2月に行われる青森県産業教育振興会主催の発表大会に出場することが決定した。
主催は、青森県高等学校教育研究会総合学科部会。共催は青森県高等学校長協会総合学科部会と青森県産業教育振興会。また、協力機関として青森大学が関わり、発表会が行われた。
●尾上総合高校
「田舎館をアートの街へ」
「古代米を活用したお菓子を広めよう ～田んぼアート×尾上総合高校×ももさわ菓子舗～」
●大湊高校
「防災」私たちが作る「災害に強い人と社会」 ～防災意識と行動を変える・大湊高校の研究と実践～
●青森中央高校
「青森の魅力的なPR動画をつくる」
「児童にSNSの正しい使い方を教えるために」
●木造高校
「観光を持続可能なモノに ～観光ARで亀ヶ岡の魅力発信～」
「農業を持続可能なモノに ～AIを活用した果樹選別システムの挑戦～」
●七戸高校
「人口減少対策プロジェクト ～子育て支援～七高生による習い事支援」
「ウッドショックは国産木材で緩和されるか」
●八戸学院野辺地西高校
「ジェンダー平等について」
※順序不同
