青森大学の高大連携が縁 青森西高校と長万部高校が交流会

青森大学と高大連携協定を結んでいる青森県立青森西高校(岡一仁校長)の「青西おもてなし隊」生徒たち17人が9月15日、同校で、北海道長万部高校(濱田哲也校長)の2年生13人と初の交流会を開き、互いの高校の活動に理解を深めました。

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、長万部町には北海道新幹線・長万部駅が開設予定です。長万部高校生は町民の先頭に立って北海道新幹線・長万部駅を中心としたまちづくり検討に携わっています。町は2021年から毎年、青森市など東北新幹線沿線で研修会を企画しており、青森大学社会学部の櫛引素夫教授が、新青森駅や青森駅の案内をしてきました。

櫛引教授が青森西高校との高大連携事業にも携わっている縁で、長万部高校と青森西高校との縁がつながり、これまでも、新青森駅近くの散策などを通じて交流してきました。今年はコロナ禍が過ぎ、初の本格的な交流会にこぎつけました。

長万部高校生たちは櫛引教授の案内で青森駅や新青森駅を視察した後、同校に到着。長万部高校の本田七海さん、浅井千夏さん、中川亜蘭さん、近藤沙弥さんと、青西おもてなし隊隊長の𫝆千鶴美さんがそれぞれ、学校行事や特色、日頃の活動内容を紹介した後、4~6人のグループに分かれて地元の特徴や名物、方言などをめぐって歓談しました。最初は緊張した様子でしたが、生徒たちはすぐに打ち解け、笑顔で質問を重ねたり、相づちを打ったりしていました。

意見交換の後、北海道新幹線・長万部駅開業に向けてのアピール方法について、青森西高校3年の髙橋咲良さんは「長万部町のゆるキャラ・まんべくんをあしらったポスターを作ったり、独自の駅の発車メロディーを考えては、といった意見が出ました」と報告しました。

【この記事は、青森西高校との連携事業によるニュースレター「はっしん!新青森」紙面より許可を得て転載しております。】

※写真はクリック又はタップで大きく表示されます。

>資料請求

資料請求

本学への入学を検討されている方、および本学の入試に関して詳細を知りたい方のために、学校案内・入試資料(無料)をご用意しております。