「社会学基礎演習Ⅱ」(コミュニティ創生コース2年生の必修科目)における工藤雅世先生担当のゼミで10月11日、第1回フィールド調査を行いました。
(上写真は、「青森らしい産業資源」であるリンゴの販売店を取材中)
同調査の最終目的は「青森市を幸福な地域にする」。
第1回フィールド調査は、本格的な調査の前の予備調査と位置づけ、実施しました。
調査対象となるフィールド(現場・現地)は、青森市の中心市街地。中心商店街である新町・ウオーターフロント(海辺)・市場街などです。
調査目的(テーマ)は、ゼミ生各自が設定しました。
「青森市を幸福な地域にする」ことにつながるかもしれない、八つの異なる分野を、各自が組み合わせて融合、調査目的を決めました。
異なる分野を組み合わせて融合する行為は、想像力ひいては創造力を養うことになり、アイデア生産能力を身に着ける訓練となります。
(上写真は、「青森らしい文化資源」であるネブタのデザイン採用のマンホール蓋を取材中)
フィールド調査の狙いは二つあります。
一つ目は、複数の課題を抱える地方都市・青森市を幸福な地域にするための方策を見出すこと。
二つ目は、そのことによって、「アイデア生産能力」を養うこと。
「アイデア生産能力」は、今後のAI社会を生き抜く上で必要な能力、と捉えています。
これから12月初旬まで、本調査を複数回実施。
文の書き方、文章(文が二つ以上のもの)の組み立て方、論理的な文章の構成方法を学んだ上で、各自が調査報告書を作成します。