幸畑団地地区まちづくり協議会(幸畑まち協)の張山喜隆・運営委員長が10月31日、青森大学社会学部の授業「地域社会調査法」でゲスト・スピーカーを務めました。
幸畑団地は、青森大学が立地する幸畑地区の団地です。
約25人の社会学部生に対して、発足から6年目を迎えた幸畑まち協の活動を紹介しました。
地域社会調査法は、コミュニティ創生コース2年生の選択必修科目。
「社会調査士」資格の取得にも必要な、地域調査の初歩を学ぶ授業です。
例年、主に、幸畑団地をフィールドに想定して開講し、張山さんは毎年この時期にゲスト・スピーカーとして協力してくださっています。
張山さんは、衰退が指摘されていた幸畑団地に危機感を抱き、幸畑まち協の発足と同時に活動を始めた経緯を紹介しました。
その後、青森大学が進めてきた教育・研究・地域貢献の融合活動「幸畑プロジェクト」の進展に伴い、協働が進み、市内のまちづくり協議会で非常に活発な活動を展開してきたと振り返りました。
その上で、学生たちに積極的な参画を呼びかけました。
学生からは、空き家問題への取り組み、買い物環境などに関する質問が出ていました。