青森市議会議員と青森大学生による意見交換会「議員とカダる会」が5月13日、「雪」をテーマに青森大学で開かれました。文教経済常任委員会や他の常任委員会の市議13人と学生約50人が参加し、除排雪問題や雪の活用法など幅広い論点を巡って、「雪にどう向き合うか」について熱く議論を交わしました。
同市議会は2011年度に議会報告会をスタートさせ、2015年度からはワークショップ形式に変更、現在の名称に改めました。「カダる」は津軽弁で「語る」を意味します。
青森大学では2024年度に続く開催となり、前回同様、「キャリア特別実習」の時間を活用して開催されました。この授業は総合経営、社会、ソフトウェア情報の3学部4学年による混成授業で、2025年参院選での投票啓発・調査活動が総務大臣表彰を受けるなど、多彩なプログラムで展開されています。
同常任委員会の小倉尚裕委員長のあいさつ、工藤夕介議員の議会報告に続き、一同は12グループに分かれて分かれてさまざまな角度から雪について語り合いました。途中、市議がテーブルを移って2ランドの対話を行い、最後に学生らが次のような内容を報告しました。
・今年の冬は大変だったが、雪を観光資源の形でどうしたらお金に変えられるかを考えたい
・海水を使った消雪は自動車がさびる、雪捨て場の活用も固定資産税が関わるなど、さまざまな事情が分かったが、とても楽しかった
・観光客が訪れる施設にねぶたなどの雪像を作ったり、『雪かき大会』を企画したり、冬はスキーで移動することを考えたりしては
・除排雪を含めた、まちづくりが最も大切
・雪害に関するSNSの書き込みをすべて鵜呑みにしてはいけない
・消防団に入っているが、雪対策でコミュニケーションが増え、地域の方に感謝された
・雪を活用したイベントができるといいが、会場への道のりが(雪で)険しいので、結局は除排雪の話が最も重要
これらの結果は、授業を担当する櫛引素夫教授(ソフトウェア情報学部)が5月17日に東北地理学会春季学術大会(東北大学)で行った発表「青森市の雪問題にどう向き合うか-論点の俯瞰と『マップ」づくりの試行』にも取り入れられました。




