工藤康晴(くどうこうせい)さん
- 社会学部社会学科4年 (コミュニティ創生コース)
- 出身高校:青森県立柏木農業高校
- 内定先: 全国農業協同組合連合会 青森県本部 (JA全農あおもり)
【この仕事を選んだ理由・魅力】
私は農業高校出身で、農業という分野に関心がありました。大学4年間、地域活動に携わる機会が多く、農業と地域に関わる仕事、農家さんと私たち消費者をつなぐ仕事に就きたいと考えておりました。そういった志望理由に最も合致している団体は、今回内定を頂いたところ(全農青森県本部)なのかなと思い、就活して、内定を頂きました。
全農は全国組織で、全国に32の都府県本部を、東京都千代田区に本所を置き、北から南までのネットワーク、組織力があります。農作物を生産者が収穫し、それを全国の市場に回す―といった流通ルートを持っています。全国規模で日本の食の流通に関われることが一つの魅力だと思っています。
【キャリア支援課のサポート】
3年生の終わり頃、1月から3月にかけて、そして、4年生の4月、5月にキャリア支援課へ何度かうかがいました。そこで、「身上調書」という提出しなければいけない書類、一般的に言う履歴書について、アドバイスを頂きました。また、過去に青森大学から全農に入った人の情報が残っていて、面接はどのような形で行われるのか、また、どのようなことを聞かれたかというデータを見ることができ、試験対策に役立てました。
【大学の学びで役立ったこと】
就活を始めてから内定をもらうまでのプロセスで、何度も自分の予期せぬ事が起きました。例えば試験日程が3カ月くらい早まった時は焦ったのですが、そういった時に臨機応変に対応しなければいけない対応力は求められます。
私は1年生の頃から櫛引先生とキャリア特別実習やゼミで鍛えていただいたおかげで、それなりの無茶振りやアクシデントへの対応力は、そこそこ身についていたと思っています。そのおかげで予期せぬ事態を乗り切って就活、面接、そして内定までいけたのかなと考えています。
就活に向けて特別に何か対策するというよりも、普段の授業や大学以外の部活、あるいはサークルでの活動を通じた一つ一つの経験が、就活で生きていくのかなと感じます。
【高校生のみなさんへ】
これから青森大学に入ってくる高校生は、青森大学に入学されたらまずはキャリア特別実習や、櫛引素夫教授の授業を履修するといろいろな意味で力がつきます。
たくさんの大学がありますが、やっぱり高校と違って自分から何かをしていかなければ、張りのある大学生活にはならないと思っています。部活やサークル、授業、それ以外の活動でも、自分から勇気がいることではありますが、手を挙げてみる、自分から行動を起こすことがとても大切です。面倒くさいなと感じることでも、とりあえず1回やってみるスタンスでいけばいいのかなと。
その点で見ると、青森大学はいろいろなチャンスはあると考えます。やるかやらないかはその人次第としても、チャンスはある大学だと思います。