10月25日、市民大学講座の第17講がアウガの5階AV多機能ホールで開かれ、61人が
受講した。今回は青森大学薬学部教授の鈴木克彦氏を招き「身近な糖に関する話題」
のテーマで、講義をしていただいた。
糖というと、普段よく目や耳にする甘味料や糖尿病のことなどを連想するが、鈴木
教授は毎年話題になるインフルエンザの感染や薬に関係している糖に焦点を当てて話
を進めた。インフルエンザは糖鎖を介して入ってくるが、その糖鎖の構造には多様性
があり、インフルエンザのブロックに重要であると説いていた。また、抗インフルエ
ンザ薬のデザイン過程についても触れていた。