6月21日(金)、オープンカレッジ市民大学の第5講を開講しました。
今回は、「青森の近代文学 ~佐藤紅緑と加藤謙一~」と題し、青森大学社会学部教授 飛内文代先生に講師としてご講演をいただきました。
(青森市男女共同参画プラザ 5F研修室)
昭和初期から1940年代に少年少女小説で一世を風靡した弘前市出身の作家、佐藤紅緑。彼が「子供のための作品」を書くきっかけを作ったのもまた弘前市出身の名編集者加藤謙一。そして、戦後加藤謙一はトキワ荘に集まった手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎といった、今では漫画界の巨匠といわれる漫画家を世に出していきます。
子供たちに夢を育む作品を届けようとした二人の生涯と人々のつながりを紹介いただきながら、郷土の先人の仕事を伝えていただきました。