社会学部の佐々木淳一教授のゼミでは、公務員や第3セクター職員を志望するほか、民間企業などへの就職を希望している学生が地方自治体に関する諸課題などを研究し、その解決策を導き出すための演習を行ってます。
7月2日(火)、学外実習の一環として佐々木ゼミに所属する4年生8人が青森市役所本庁舎を訪問し、西秀記青森市長、赤坂寛、横山英大の両副市長と意見交換を行いました。
意見交換会では、それぞれの学生が取り組んでいる卒論の内容について説明し、市長らに助言や意見を求めた今回の成果は卒論の内容に反映されていきます。
西市長は「力を合わせ世界最高の祭りを作っている青森市民。それを他の分野でも進めていけば、青森は良い街になる。自ら汗をかけば、もっと街は良くなる。皆さんには、そのような体験、実感を持ってもらいたい。」と熱く語っていただきました。
意見交換会に参加した社会学部4年 工藤陽菜さんは「西市長と直接お話してみて、こちらが知りたいことに一つずつ真摯に答えてくださったことに加え、行政がどうするかだけでなく、まず市民のことを基盤に政策を考えていることが分かり、一市民として嬉しくなりました。」と感想を述べました。
佐々木ゼミでは地域の行政や経済の分野で活躍する方々を実際に訪ねたり、ゼミの時間に招いたりして直接話を聞く機会を多く設けております。
これはほかではなかなか体験のできない貴重な機会であり、新しい知識などを積極的に吸収してもらうことを重視しています。