第10回青森地域フォーラムを開催しました

10月1日(日)、第10回青森地域フォーラムを開催しました。
今回は「宮下知事と深める100 の対話 ~青森で暮らすこと、働くこと~」と題して、「若者の地元定着」に焦点を当て、宮下青森県知事を講師にお招きしてトークセッションを行いました(第1部)。
研究・活動報告(第2部)では、青森大学の教員や学生が、地域連携に関連する研究・活動報告を行いました。
フォーラムには、対面(約230人)とオンライン(20人)の合計で約250人に方にご参加いただきました。ありがとうございました。

第1部のトークセッションでは、宮下知事からの講演の後、事前に寄せられていた110の質問を、ファシリテーターを務めた社会連携センターの石井センター長が関連項目ごとに質問を分け、宮下知事に聞いていきました。
「若者・地元定着・UIターン・雇用について」の項目では、青森県で暮らす魅力について宮下知事は「私がというよりは、大学生の皆さんが自分で答えを導き出してほしい。季節を感じながら、自分たちで自分たちの地域を作ることができるのだから」と意見を述べました。また、自身の経験を振り返りながら、地方で暮らすことの大切さについても語りました。そして、「県外で働いた後に力をつけて県内に戻ってくるときに重要なのは仕事。青森県に魅力ある仕事を誘致するか、青森県で創業、新しい仕事づくりをする環境が整っているかを考えることが大事」と述べました。
「子育て・教育・少子化について」の項目では、宮下知事は「これからの教育は、地域を守るための学力を子どもたちにつけさせなければいけない」と話し、自分が暮らす地域について学ぶ「あおもり創造学」を例に、今後の教育について語りました。
続いて、会場からも質問を受け、質疑応答を行いました。

第2部では以下の発表が行われました。
●森林資源を活用した地域活性化~「七和薪循環プロジェクト」の取り組み~
●学生による地域貢献(ぬい撮りと読み聞かせをツールとして)
●ソフトウェア情報学部の取り組み
~青森県警サイバーボランティア、 野辺地町ICT 支援員の活動~
●青森大学ブランドの日本酒を作ろうプロジェクト
●北海道・東北の植物抽出物の炎症における免疫細胞への効果の研究

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