長万部高校生の新青森駅視察を社会学部教員が支援

北海道長万部町にある長万部高校の生徒7人が7月19日、青森市を訪問し、青森大学社会学部・櫛引素夫教授の案内で、東北・北海道新幹線の新青森駅などを視察しました。

一行は、2031年春に開業する北海道新幹線・長万部駅のデザインコンセプトを年内にまとめる「新幹線デザイン検討委員会」のメンバーです。新青森駅と同じく、同駅が在来線と新幹線の乗換駅になること、櫛引教授が北海道新幹線調査を通じて同町とつながりがあったことなどから、青森市を視察先に選びました。

高校生たちはまず、新幹線ホームを端から端まで歩いたり、ホームから陸奥湾や八甲田連峰が見渡したりして、駅の構造と役割、バリアフリー車両の場所などを確かめました。また、コンコースに降りて、土産物店やコンビニの配置と商品、内装の様子を確認した後、奥羽線への乗り換えを体験しました。続いて、3月にオープンしたばかりの青森駅と自由通路、駅前の景観を調べ、さらに三内丸山遺跡へルートバス「ねぶたん号」で移動して、縄文文化に理解を深めました。

最後に、新青森駅の外観を見学して帰路に就く生徒たちを、近くにある青森西高校の「青西おもてなし隊」の生徒20人余りがサプライズで出迎えました。両校の生徒たちはあっと言う間に打ち解け、再会を約束し合っていました。

当日の様子は、青森県の地元紙・東奥(とうおう)日報の紙面とサイト、民放・青森放送のニュースとサイトで報じられました。

※画像の一部は長万部町提供です。

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