本学観光文化研究センターが「バックカントリー入門＆体験ツアー」を、1月30日〜31日に青森大学雲谷ヒュッテで開催しました。
講師には八甲田山酸ヶ湯ツアーガイド其田知志氏、アシスタント講師に本学総合経営学部4年喜來大智さんをお迎えし、６名が参加しました。
バックカントリーとは人工的に整備されたゲレンデではなく、ゲレンデ外のありのままの自然の中で行うスキー・スノーボードのことです。
八甲田はバックカントリーのメッカと呼ばれており、パウダースノーを求めて世界各国からスキーヤー・ボーダーが訪れます。本講座は、より多くの地元の方々にも八甲田を楽しんでいただこうという目的で企画されました。
1日目は座学がメインで八甲田バックカントリーの歴史やバックカントリーを楽しむ前に覚えておくべき知識（レイヤリング・装備・携行品・遭難対策装備・雪崩対策7STEPS・ロープの向こう側など）を伝授していただきました。八甲田は自然が奥深い分、リスクを伴うこと、自分を守り、仲間を助けるためのリスク回避の意識や手段を学びました。
2日目の前半には、雪崩に巻き込まれた際のビーコン・プローブ・ショベルを用いた救助方法について学びました。そして、後半は八甲田でバックカントリーをすら予定でしたが、山の天候などの条件が悪く、八甲田から雲谷に変更して非圧雪コースでスキー・スノーボードの滑走練習をして楽しみました。
参加者からは「すごく楽しかったです。人生で経験した事が無い体験ができました。」「今までバックカントリーをする機会が無かったので、今回とても貴重な体験ができました」とお話がありました。
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