青森大学×SDGs 「陸奥湾を回遊するイルカの生態系解明と地域活性化」

  • 2021年7月29日
  • SDGs
小学校の修学旅行で、青函連絡船やフェリー船上からイルカを見た経験がある人は、青森県内では比較的多いのではないでしょうか。春から初夏の約2ヶ月間、陸奥湾を回遊するイルカは主にカマイルカという種ですが、これまでなぜイルカが湾内で生活するか解明されていませんでした。
フェリーや漁船から15年間にわたりイルカの観察を続けてきたところ、その生態の一端が明らかになってきました。研究成果をもとに3年前から旅行業者と手を組んで一般向けにイルカウォッチングツアーを開催し、野生のイルカの魅力と自然保護の大切さを発信し続けています。ツアーでは漂流プラスチックごみの発生源や生物への影響についても解説し、イルカの観察を楽しみながら、海の豊かさを守る重要性を伝えています。(社会学部教授 清川)
写真提供:清川繁人

 

12.「つくる責任 つかう責任」
14.「海の豊かさを守ろう」

社会学部 教授
忍者部 顧問
清川繁人
研究領域
1.津軽藩の忍者・忍術学
2.陸奥湾のイルカ生態研究
3.ゲノム解析による北方日本人のルーツに関する研究
担当科目
・薬学部
生化学Ⅰ、地域と健康Ⅰ、卒業研究
・全学部・基礎スタンダード
ねぶた学、あおもり学、地域の自然
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