青森市のアウガで10月9日、青森大学オープンカレッジの第11講が開かれた。曹洞宗法蔵寺(同市)の兜森忍道住職が講師を務め、「生と仏の教え」と題して講演し、受講者に生き方の智慧(ちえ)を伝えた。
弘前市出身の兜森住職は、小中高大学と相撲に打ち込んだ。大学3年時に父を急逝したことを機に仏道を志し、福井県の大本山・永平寺での厳しい修行を経て僧侶となった。
講演で住職は、釈尊の教えである「四苦八苦」に触れ、「仏教は葬儀のためだけではない。心を軽くして楽に生きるための教え」と強調。「おはよう」「ありがとう」「諦める」といった日常の言葉も仏教に由来すると紹介し、「他者や仏にすがり、笑顔で生きていってほしい」と呼びかけた。
