5月23日(金)、オープンカレッジ市民大学の第3講を開催しました。
今回は『成年後見制度について』と題し、青森大学薬学部講師 高橋 晃先生に講師としてご講演いただきました。
(会場:青森市男女共同参画プラザ 5階 研修室)
皆さんは、『成年後見制度』と聞いて、どの程度理解していますでしょうか?
成年後見制度とは、認知症、精神障がい、知的障がいなどの精神上の障がいにより判断能力が不十分なため、契約の締結等における意思決定が難しい者に対し、その判断能力を補い、不利益を受けないよう保護するとともに、本人の権利を守る制度のことです。簡単にいうと、本人の意思決定をサポートする制度です。成年後見制度は2000年に介護保険制度と同時にスタートしましたが、介護保険制度に比べると、認知度はまだまだ低い状況だそうです。
「成年後見人」・「成年被後見人」・「成年後見監督人」の役割りとこの制度の内容をわかりやすく解説していただきました。