「高齢者の特殊詐欺被害の減少を目指して」のシンポジウムを開催

H29.01.21「高齢者の特殊詐欺被害の減少を目指して」のシンポジウムを開催

大学、警察、民間等の研究者など8人の専門家が、最近の被害の実態や傾向、心理学、社会学、犯罪学等からの研究成果、被害防止のための実務や新しい手法の紹介などについて発表し、高齢者の特殊詐欺被害の減少に向けて、多角的な議論が行われた。

会場の参加者からは、青森において、高齢者に対する特殊詐欺という今日的な課題について、学術的な見解から実践的な方策論まで、多彩な分野の発表者が、一般市民にもわかりやすく語りかけていくシンポジウムが開催されたことを評価し、今後の研究や対策の一層の進展を期待する声が多く聞かれた。

青森大学は、社会学部をはじめ、文理の分野の研究者が高齢者問題に関わる研究を長年行ってきており、これからも、地域社会への貢献ができるような研究を、多くの関係機関等の協力を得ながら進めていきたいと考えている。