青森大学と協力機関の連絡協議会開催

H30.06.19 青森大学と協力機関の連絡協議会開催

JST/RISTEX研究開発プロジェクトセミナー(7月19日開催予定)の開催に先立ち、第1回青森大学研究開発プロジェクト協力機関との連絡協議会(仮称)を開催した。この協議会の目的は、青森地域において、特に高齢者の消費者被害や詐欺犯罪被害を減少させるためにRISTEXの採択校である青森大学を中心に協力機関が情報共有、協働、意見交換、セミナーやシンポジウムなどを実施しながら、高齢者の詐欺犯罪などを防止・抑制することである。


この協議会のメンバーは、青森大学のRISTEXプロジェクトの協力機関である青森県警察本部、青森市役所、青森市社会福祉協議会、青森県消費者協会(青森県消費生活センター)、青森県生活協同組合連合会、青森商工会議所、青森県中小企業家同友会、社会福祉法人宏仁会、みちのく銀行、青森市幸畑地区連合町会等である。

青森大学は、RISTEXプロジェクト「高齢者の詐欺被害を防ぐしなやかな地域連携モデルの研究開発」の担当校の一つとして、青森地域と神奈川地域において高齢者の詐欺被害を防ぐための活動を展開する。青森地域におけるプロジェクトは、青森大学の活動を中心にこの協議会メンバーの協力の下、情報共有・発信、調査の実施、調査結果の普及などの活動を行う。

各協力機関からご参加いただいた方より、それぞれの機関の活動についてご紹介いただき、メンバー全員で情報共有が行われた。また、プロジェクトのホームページについての説明があり、協力機関のホームページとのリンクを張ることへのお願いがなされた。更に、神奈川地域との連携によるサポーター養成講座の開設について説明がなされた。これは、神奈川地域で推進しているもので、高齢者等の特殊詐欺被害を未然に予防するため、地域住民の一員として啓発・見守り活動を展開できる人材を育成する「サギ撃退サポーター養成講座」を青森に紹介する企画である。最後に、7月19日(木)13:30から開催予定のJST/RISTEX研究開発プロジェクトセミナーについて説明された。