2025年10月5日（日）に開催した青森大学東京キャンパス学園祭で「地域減災と防災士」ブースを開設しました。
荒川氾濫で、大きな被害が出る江戸川区（区の9割は2～8ｍの浸水深、2週間の水没期間）の実情をお話しすると共に、大都市激甚災害時に最後の砦となる「避難所」運営に難しさをトピックにしました。
大学生、高校生とその保護者の方をターゲットに防災士の受験案内を主にと考えていたのですが、実際は、来場者31名のうち半数以上は減災に興味を持つ地元の住民の方々でした。
避難所の「災害関連死」についても多くのご質問をいただき、また、その中には「ボランティアで中国語を教えているので、大学の留学生に日本語を教えてもよい」や、「たまたま今回のイベントは散歩して気付いたが、こんな良いイベントをしているのであれば、大学に接する緑道に大学の広報看板を立て、もっと地域に告知すべき」、などとご提案もいただきました。
気が付いていない地域の潜在力がまだまだあることを教えていただいたイベントでもありました。
