部活動・サークル活動の基本方針
- 2019年2月27日
- 2020年10月20日
- 部活・サークル
基本方針
- 大学の本来の目的は、正規のカリキュラムの下での体系的、組織的な教育により、学生に教養や専門知識を身に付けさせ、道徳性を育てる人間教育である。したがって、部活動・サークル活動は、教育課程外であるが、正規の教育が目的とする人格形成に資するものでなくてはならない。学生の本分は学業にあり、本分を確実に果たしてこその部活動・サークル活動でなければならない。
- 部活動・サークル活動は、学生の自主的、自発的な参加により行われる、正規の教育課程外の活動である。学生にとって参加は任意であるが、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、このような教育的な意義から、学業と両立する範囲で多くの学生が参加することは、奨励される。できる限り多くの学生が部活動・サークル活動に気軽に参加できるよう、すそ野を広げていかなければならない。
- 部活動・サークル活動は、大学の正規の教育課程には含まれないが、教育的な意義にかんがみ、大学の管理下において行われなければならない。部活動・サークル活動の運営は、学生の主体性に基づき行われることが基本であるが、学校の管理下の教育の一環であり、大学は、教員を顧問や部長に充て、安全の確保など教育上の責務を果たす必要がある。
- 部活動・サークル活動は、あくまで正規の教育課程外の活動であり、部活動・サークル活動に参加してスポーツ等に親しむことで、学習意欲の向上を図るなど相乗的な効果はあるが、正規の教育の代替とはならず、補完する役割を持つ。
- 部活動・サークル活動の内容であるスポーツや芸術などの技術等の指導については、学生の中の上級者、外部の指導者が中心的に指導し、地域の施設等との連携協力を図ることが望ましい。大学の教職員が監督やコーチ等として専門的な技術の指導をするのは最小限とし、卒業生や外部コーチの指導を中心にし、学生の主体性を育てたい。
- 重点的に強化を図る必要がある部活動・サークル活動について、特待生としての新入生募集はできる限り抑制する。また、各学年への進級に際しては継続するかどうか等につき、学業成績等に基づき厳正に審査する。