出張講義社会学部2021

子育てにおける絵本の効用

近年、高度情報化、核家族化、人々の価値観の多様化などの社会情勢の変化に伴い、子育てに悩みを抱える方が増加していると言われています。このような中で、親子の絆を深める手立ての一つとして、乳幼児期からの絵本の読み聞かせの効果が注目されています。この講座は、家庭での絵本の読み聞かせの効用について理解を深める機会となります。

自然エネルギー先進地・青森を目指して

自然に恵まれた青森は、風力や太陽光・バイオマスなど自然エネルギーが豊かな地域でもあります。地球温暖化問題への関心の高まりを背景に、自然エネルギーの導入を支援する仕組みも充実してきました。この講義では、市民出資による風力発電事業に関わってきた経験から、自然エネルギーの可能性と、地域の資源を産業振興や地域活性化に生かす方法についてお話しします。

NPOでまちを変える―非営利活動入門―

現在、さまざまな公共サービスの担い手として、民間非営利組織(NPO)が注目を浴びています。NPOはどうやって生まれてきたのでしょうか。いままでの住民運動やボランティアと、どこが違うでしょうか。県内NPO法人の理事も務めている講師が、いろいろなNPOの実例をもとに紹介します。

“アンケート”にだまされない方法―市民のための社会調査入門―

本来、アンケートやインタビューなどの社会調査を実施するには専門知識や技能が必要ですが、世の中には誤った方法による調査が横行しています。この講義では、地域社会や組織・集団について調べたり、調査データを利用したりする際のコツを、わかりやすくお話しします。

『ねぶた祭り』の起源を探る

『ねぶた祭り』は坂上田村麻呂が始めた説や七夕が発展した説など、その起源は諸説あって明確にわかっていません。また、他の多くの祭りは神事として行われるのに対し、ねぶた祭りは宗教行事と直接つながりがないとされています。本講義では、ねぶた祭りは神事と仏教行事の融合したものとの前提に立ち、その歴史について古文書を紐解きながら紹介します。

健康を保つ植物ポリフェノール

私たちが毎日摂取する食品中には、植物ポリフェノールと呼ばれる物質が含まれています。食材によって含まれるポリフェノールの種類は異なり、それぞれ病気の予防に効果があることが知られています。本講義ではポリフェノール種類と働きについて詳しく紹介し、健康維持に役立つ食生活について皆さんと一緒に考えます。

「人口減少社会の再デザイン」目指して

地方紙記者・社会人院生としての経験を通じて、さまざまな研究テーマに関わってきました。最近、これらを自分なりに「人口減少社会の再デザイン」というキーワードでつなげ直して、相互の関連性を意識しながら、研究や授業に取り組んでいます。

整備新幹線のこれまでとこれから

研究の柱は、東北新幹線・盛岡以北をはじめとする「整備新幹線」です。青森県にとっては「通り過ぎた話題」と思われがちですが、2031年春には北海道新幹線の札幌延伸を控え、青森県や青森市にもさまざまな影響・効果が及ぶと予想されます。2024年春に控える北陸新幹線の金沢-敦賀間の延伸、リニア中央新幹線の工事や開業準備が長野県域に及ぼす変化もウオッチしています。最近は、「医療と新幹線」、「移住・定住促進と新幹線」といったテーマにも取り組んでいます。

災害に負けない地域づくり

NPO法人青森県防災士会の理事を務め、身近なコミュニティと「災害に負けない地域づくり」に関する活動に取り組んでいます。ゼミにはほぼ毎年、防災士の資格を取得した学生が所属しています。

コロナ禍後の観光の行方

新幹線問題に関連して、観光研究にも取り組んでいます。コロナ禍の中、そして後に、どんな変化が待っているのか。ウオッチしながら、情報と視点を整理しています。

『都市(まち)のつくりかた』

日本の47都道府県には1718もの市町村が存在し(令和3年1月1日現在)、それぞれの風土に根差した様々な「まちづくり」を行っています。その中にあって、数多存在する「都市」という核なる存在は、どのようにして生まれ、そこから何を産み出し、どんな機能を果たしているのでしょうか? 本講義では「都市」いわゆる「まち」について、文化や歴史や人口減少問題などとも踏まえながら一緒に考え、「都市(まち)」の機能等についても論じます。

『地方自治体―繁栄する街・衰退する街―』

人口減少、少子高齢社会に突入しているいま、地方自治体もまた様々な問題を抱え、課題等が山積しています。しかしながらその一方で、過酷な状況下にあっても市民の福祉向上と住みよい地域社会の構築に向け、種々の「政策・施策」を打ち出しながら繁栄し続けている地方自治体もまた存在します。
本講義では、地方自治体とは何かをやさしく説きながら、現在、様々な事業を展開することで繁栄し続けている街と、その逆に、衰退の一途を辿っている街とを比較しながら、みなさんと一緒に地方自治体を考えていきます。

『音楽社会学の世界を知ろう』

わたしたちの生活において、「音楽」を聴く、あるいは「音楽」を奏でるという行為は、忙しない現代社会にあって、なくてはならない存在であり、欠かせないものの一つです。 そしてその「音楽」におけるジャンルもまた数多くあり、多岐にわたり、社会に及ぼす影響も非常に大きなものがあります。本講義では、黒人音楽を含めたポピュラーやポップスなどの「音楽」がどのようにして生まれ、大きなパワーとなり、それらが社会に及ぼしている影響などを、実際に様々なジャンルの「音楽」を皆さんと聴きながら、一緒に楽しみ、論じていきます。

感情は何の役に立つのか

心理学的に感情は長年研究されてきた分野であるが、良く分らないことが多かった。しかし、21世紀に入って神経科学や脳の映像診断などの技術的発達により、これまでの研究成果の検証が可能となり、感情が我々の行動に非常に重要な役割を果たしていることが分かってきた。この講義では最新の知見を簡単に解説する。

人間の知的能力とは何か

人間の知的能力は様々に定義されているが、特に21世紀に入ってからは心理学の分野の中で人間の知的能力の定義が広くなってきている。その理由とどのようなことが人間の知的能力であると考えられているのかについて簡単に解説する。

人は他人のことをどのように類推するのか

私たちは他人が「自分のことをどのように考えているか」或いは「ある事柄に関する他人の考え方」などをある程度理解しているという前提で対人関係をこなしている。それでは、私たちはどのようにして他人のことを知るのであろう。このプロセスは最近の脳神経科学の発達で解明され始めているが、その内容について簡単に解説する。

「元気に生きる」ための心理学

「元気に生きる」ことを望まない人はいません。それなのに、自信を無くしたり、他人を羨んだり、怒ったり、失望したりして、前向きに行動できなくなることもあります。そんな不健康な状態から脱出して元気になる方法はあるのでしょうか。本講義では、心理学者アドラーの理論を学びながら、身近な出来事を分析しながら、過去に縛られずに前進できる心の在り方や行動のコツについて一緒に考えていきます。

赤ちゃんが最初に目にするおもちゃを作ろう(ワークショップ)

赤ちゃんは生後1か月までは見えていないと言われますが、発達心理学の研究では、人やモノが30~40cmの距離の場合には認知できることが分かっています。しかし、この時期の赤ちゃん向けの視覚おもちゃが少ないのが現状です。色画用紙、紙ストロー、糸、接着剤を利用して、皆さんと一緒に、安全で楽しいおもちゃ作りに取り組みます。

ハンセン病問題を知っていますか?~ハンセン病問題から差別や偏見を考える~

皆さんは、「ハンセン病」という病を知っていますか?青森県内にも「ハンセン病の国立療養所」がありますが、あまり知られていないようです。ハンセン病は感染力も弱く、現在は治療により治癒する病です。しかし昔は、「強力な感染症」という誤った理解により、地域の中で差別や偏見にさらされた方も多くいらっしゃいます。そのような「ハンセン病元患者」の方々の体験した差別や偏見の記録から、現代におけるさまざまな差別や偏見をなくすために、何が必要か、といったことについて参加者の皆さんと一緒に考えます。

青森の近代文学

明治から大正、昭和、平成、そして令和へ。青森県は多彩な文学者を輩出し続けています。太宰治や寺山修司をはじめ、芥川賞作家の三浦哲郎、直木賞作家の今官一と長部日出雄、方言詩人の高木恭造。今も私たちの心を引きつけてやまない青森ゆかりの作家たちや、その繋がりなどについて取り上げます。

人間関係で悩まないために

私たちの悩みの多くは人間関係にあります。この人間関係を上手に持つことができるようになれば、より積極的に行動することができるようになります。このために、他者をどのように受け止め、どのような考え方や自己の心の持ち方をすることが大切なのかをエクササイズを取り入れながら一緒に考えてみましょう。人間関係からストレスを考える
ストレスとは何かを理解し、職場や家庭、地域でストレスと上手に付き合うための方法について演習を含めながら考えます。傾聴を学ぶ
より良いコミュニケーションの取り方や自殺予防の観点から人とのつながりは大切です。人とのつながりを望ましいものにするために大切なことの一つに傾聴があります。しっかりと傾聴できるよう演習を含めた学びをしてみませんか。

精神障害者を地域で支える

精神障害を抱えている人が地域社会で生活することを支えるために、まず精神障害とは何かを学び、私たち地域に住む人たちが精神障害を抱えた人をどのように受け止め、どのように関わっていくのか、そして共に支えあうことの必要性について一緒に考えてみましょう。 また、地域で共に支えあう1つのきっかけづくりとして、精神保健福祉ボランティアについて一緒に考えましょう。

自殺予防としてのゲートキーパー

自殺予防は、現代社会の喫緊の課題です。追い込まれ、追い詰められている人に適切に対応し予防することは、地域に住む私たちの課題です。住み心地の良い地域をつくるための活動としてゲートキーパーの役割を理解し実践できるように一緒に考えましょう。

高校生のこころの健康

高校生は、子どもから大人へ移行する時期、心身ともに不安定であるとともに、感受性の豊かな時期です。この時期の心のきしみ、無気力感、目標の喪失感、無関心な態度、引きこもり、人づきあいが苦手、思春期やせ症などについて共に話し合い、こころの豊かさ、こころの健康について考えてみましょう。

SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)-よりよいコミュニケーションを身につける-

自分の気持ち、人へのお願いなどをもっと上手に伝えたい、相手の気持ちがわかり、うまく自信をもって人と接したいと思いませんか。人と人との関わり(対人関係)でのストレスを軽くし、よりよいコミュニケーションの仕方を身につける方法に、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)があります。実際にロールプレイで練習すれば、自分に自信が湧き生活が楽しくなります。よりよいコミュニケーションを身につけてみましょう。

明るい職場・家庭とメンタルヘルス-ストレスとコミュニケーションを考える-

自分の能力を充分発揮し、働きがいをもって楽しく働くこと、明るい家庭で充実した生活を営むことが望まれます。そのためには、職場の人々、家庭でのメンタルヘルスに関する正しい認識と理解を持ち、的確な対応と、明るい職場づくり、家庭生活が必要です。職場、家庭のメンタルヘルスの問題を解決していくために、メンタルヘルスの基礎知識や対処の方法などの情報を提供し、より明るい職場、家庭を考えてみます。

対人援助のためのケースカンファレンスの方法

対人援助のためにケースカンファレンス(事例検討会・事例研究会)は、必要不可欠です。福祉サービスの質を、対人援助職としても高めるとともに組織的にも高める上でも、また、多くの関係機関、関係職種によるチームアプローチを実施する上でも効果的です。ケースカンファレンスを効果的・効率的に実施するための方法のお話しとともに、実際にケースカンフアレンスを開催してみましょう。

地域イノベーションと持続可能なまちづくり

人口減少や少子高齢化をはじめとする構造的課題や、COVID-19を契機とする社会変革に直面する地域社会。 地方創生、関係人口・移住定住、中間支援団体、DMO、人材育成、ローカルSDGs、コレクティブインパクトなど、多様な地域イノベーションを創発していくための戦略と持続可能なまちづくりの可能性を考えます。

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