在学生・卒業生の声

社会福祉コース: 卒業生の声

福地 藍(フクチ アイ)平成19年度卒業

ai-fukuchi.jpg

勤務先
医療法人厚生会 渡辺病院(青森市)
職種名
医療福祉相談員(医療ソーシャルワーカー)

私は、平成19年に社会学部社会福祉学科総合福祉コースを卒業し、現在は青森市内の病院で医療福祉相談員(医療ソーシャルワーカー)をしています。

青森大学社会学部社会福祉学科の魅力は、4つあるコースの中から1つ、自分が一番学びたいことに合わせてコース選択ができることだと思います。私は幅広く福祉を学びたいと思い、総合福祉コース(現・社会福祉コース)を選択しました。

大学では、福祉に関する制度や法律、歴史などの専門的な知識だけでなく、社会に出る上で必要なマナーや人との関わり方なども学ぶことができます。また、机上の勉強だけではわからないようなことも、現場実習という形で社会に出ることで学べたり、身につけることができました。

高校までとは違って、自分が知りたいことを知れる、学びたいことを学べる。友人も増え、知識も増え、それが将来に繋がっていく。大学はそういう場所です。

青森大学で学んだことを基に、少しずつでも前に進んでいきたいです。

精神保健福祉コース: 卒業生の声

高橋孝明 平成19年3月卒業(18年度卒業)

takaaki-takahashi.jpg

生年月日
昭和59年6月23日
職種
精神保健福祉士
勤務先
(財)済誠会 十和田済誠会病院
デイナイトケア二十三番館

私が大学に入学した頃は自分の頭の中に資格を取得できればいいという安易な考えしかなかった。しかし、実際に資格を取得して現場に出てみると資格を取得することがゴールではないということを痛感する場面が数多くある。

就職してまず始めに感じた事は、自己開示がいかに大切なことかということである。自己開示という言葉そのものは大学の教材に何度か登場するのだが、抽象的な説明しかなされていない。どういうものなのか理解するためには実際に自分でいろんな体験をする必要があると思う。こちらが腹を割って接しない限り当事者の方々もありのままの姿を見せてはくれないだろう。自己開示と言葉では簡単に表せるものの、いざ実践するとなるとなかなか自分の思い描いたようにいかないものである。

私は今自己開示という言葉を常に念頭に置きながら自分を見つめ直す毎日である。

これから青森大学に入学し福祉関係の職に就きたいと考えている方々はとりあえず国家資格取得を目指してメリハリのある大学生活を送ってほしい。資格が有るのと無いのとでは周囲の反応が大きく違うように思う。苦しいこともたくさんあるがそれに勝るとも劣らない楽しさが大学生活の醍醐味だと思う。

どのような大学生活にしていくかは自分次第である。

介護福祉コース: 卒業生の声

古澤 奈央子(平成19年度卒業生)

就職先
老人保健施設 フレールはまゆり(岩手県釜石市)

私は今、介護老人保健施設で働いています。大学では介護の基本的な科目やオムツ交換・着脱介助・入浴介助など様々な技術を学びましたが、自分にとって一番学びが多かったのは三度の施設実習です。

授業で学んだことでも、実習で利用者を前にすると思うように出来ず、落ち込んだり悩んだりもしましたが、大学では学べないこと、体験出来ないことが多くとても勉強になりました。他コースでは一度の実習しかありませんが、介護福祉コースでは三段階の実習があるので、段階を重ねるにつれ、以前は出来なかったことが出来るようになったり、自分なりの工夫が出来るようになったりもしました。

今、実際に職員として働いて2ヶ月になりますが、学生時代の実習経験がとても役立っています。私の基本的な仕事内容は、起床・就寝介助、食事介助(見守り)、トイレ誘導、オムツ交換、入浴介助、担当利用者のケアプラン作成、委員会・行事活動など様々です。シフトによって若干仕事内容は変わりますが、常に多くの利用者と関わります。介護の技術はまだまだ未熟ですが、常に重要なのはコミニュケーションです。大学でもコミニュケーションについて学びました。「コミニュケーションなんて簡単だ」と思うかもしれませんが、これこそ一番重要かつ、一番困難なことかもしれません。

利用者によって疾病も違えば、性格も違う。認知症の方は何故自分が施設にいるのか分からず家に帰りたいと訴える。他の人に物を盗られた、悪口を言われたと言う。同じことを何度も聞いてくる。でも、それら全てを理解した上で子供扱いせずに人生の先輩として接し、その人を受容することが大切だと思います。こればかりは実際に接してみないと分からないと思いますが、利用者は私達の言葉掛け一つで喜び、笑顔を見せてくれることもあれば、悲しみ、不穏になることもあるのです。 技術は経験していけば上達します。でもコミニュケーションこそが介護をする上で一番重要であり、すべての介助、利用者との信頼関係に結びついてくるのです。大学で学んだ知識や技術と実習での経験はすべて毎日の仕事の中で活かされています。それに自分の考えや様々な情報、一つひとつの経験や発見や疑問を加えていくことが自分の介護福祉士としての成長に繋がっていくと考えています。

夢と現実は違いますが、夢をどれだけ現実に近付けることができるのかがこれからの課題です。

ひとつのことに捕らわれず、物事をどれだけ客観的に見れるか、柔軟な発想出来るか。

情熱だけでは仕事なんて出来ないと言う人もいるかもしれませんが、その「情熱」や「思いやり」が一番私は大切だと思います。