青森の風車
青森の風車を順に訪ねてみることにしましょう。
石の風車 (2008.7.8 撮影)


先日、県立図書館を訪ねたとき、モニュメントの石の風車が風で回っているのを見て感激しました。花崗岩のかざぐるまに金属の回転軸が付いているので、風が強いと実際に回るのです。その時はカメラを持っていなかったので、再度訪れたのですが、風が静かで石の風車は回っていませんでした。
垂直軸風車 (2008.7.8 撮影)

少し熱が冷めて、しばらく風車の写真を撮っていませんでした。内モンゴルからの留学生マンダフ君が、中国と日本の自然エネルギー政策を比較研究しているので、大学の近くの風車を見にゆくことにしました。
(株)西田組の屋上に垂直軸風車があります。垂直軸風車は音が静かだと言われているので、以前から注目していたのですが、専務の西田さんから詳しくお話を伺うことができました。発電した電気は会社のロゴマークの照明に使っているそうです。

神鋼電機の垂直軸風車を販売しているコベルコ建機を訪ねました。出力の割には値段が高めなので、自然エネルギー利用のシンボルとして、主に公共機関や学校で使われているそうです。五所川原工業高校のページに、この風車の運転状況が紹介されています。定格出力は760Wです。
柏木農業高校 (2004.10.8 撮影)


自然エネルギーの話をするため柏木農業高校を訪問しました。柏木農業は、風車で作った電気を畑のモグラ退治に使うなどユニークな取り組みで有名です。風車だけでなく果樹園や温室も詳しく案内して頂きました。
横浜町の風車 (2003.10.19 撮影)


横浜へ風車を見に行った。横浜というと神奈川県の大都市が目に浮かぶが、こちらは下北半島の中程にある横浜町。菜の花で有名だ。デンマークVestas製、出力1750kWの風車6基が最近運転を始めた。陸奥湾からの風を受けてブンブン回っている。場所は大豆田地区の牧場の中で、菜の花ロードを進んで行くと見えてくる。景色の良いところで、今は畑の菜の花も青い葉っぱだけだが、来年の5月には黄色い菜の花と白い風車が目を引くだろう。完成式の様子などは10月10日付けの東奥日報に出ている。
牧場の牛と風車を一緒に撮りたかったが、牛は小さく風車は大きい。風車の近くに居る牛は点にしか写らない。風車を背景にして、牛が傍に来てくれないといけないが、今回はチャンスがなかった。風車を見た後、道の駅「菜の花プラザ」でお昼にした。800円のホタテ丼には卵でとじた大きなホタテが3つ入っていた。
六ヶ所村の風車 (2003.10.19 撮影)

横浜町からの帰り道、六ヶ所へ寄った。石油備蓄基地の南側、弥平地区では昨年秋にエコパワーの風車が運転を開始したが、こちらは石油備蓄基地の北側、二又地区だ。風が強いにもかかわらずフェザーリング状態で回っていない風車が多い。工事は終わっている様だから、最終検査か運転許可を待っているのだろう。日本風力開発のHPを見ると、1500kW機20基で、運転開始は11月となっている。下北半島には風車が急激に増えている。そのうち風車だらけになるだろう。
市民風車わんず (2003.3.31 撮影)


曇り空だが道路の雪も消えたので、久米君を誘って鯵ヶ沢の市民風車を見に行くことにした。風車の愛称「わんず」は津軽弁で「自分達のもの」という意味だ。私も1口出資しているので正に「わんず風車」だ。3月1日に営業運転を開始したこの風車は、ドイツのTacke製、ブレード直径70m、定格出力1500kWの大きなもの。出資の募集や建設中の風車の写真はグリーンエネルギー青森のホームページに詳しく出ている。
特別養護老人ホーム つくし荘の風車 (2003.3.31 撮影)

鯵ヶ沢の市民風車を目指して101号線を西に向って走っていると、いきなり前方の道路脇に大きな風車が現れた。入口が分からず通り過ぎてしまい、しばらく走ると、はるか前方に別の風車が見えてきた。市民風車は1台のはずだ。今見たのは幻か。帰りに気をつけて立ち寄ってみると、特別養護老人ホーム「つくし荘」に最近建設された新しい風車だった。事務室の田村さんから「自然と共生、鯵ヶ沢の風力」というパンフレットを頂くことができた。ドイツのファーレンダー製、100kWの風車で、30kWの太陽電池パネルと合わせて、施設の電力に利用するそうだ。青森では自然エネルギーが急速に身近なものとなってきた。
青森へ戻る途中、「道の駅もりた」で昼食。メニューは吉幾三のふるさと便が1111円。吉幾三の誕生日11月11日にちなんだもので、熱々の鯵のフライ、山菜の味噌汁、生姜焼き、炊き込みごはん、お蕎麦などがついてなかなかのもの。
みちのく銀行の風車
観光通りにある「みちのく銀行」の本店屋上では風車が3台回っている。総務部の田代さんに伺ったところ、この風車は新日本技研製で、直径は2.6m、出力1kw(12m/s)とのことだ。得られた電力は下の写真にあるイルミネーションやロビーのテレビの電源に利用している。

総合学校教育センターの風車と太陽電池

この風車は鷹羽科学工業(株)製で、ローターの直径は3.6m、AC出力2.1kw、DC出力1.6kWのもの。サンヨーの太陽電池パネル(150w、10枚)合計1.5kWと組み合わせて使っている。指導主事の工藤さんにお話を伺ったところ、発電した電力は廊下の誘導灯に使っているそうだ。発電量が足りないときは商用電力から補給している。
竜飛ウインドパーク

この写真は2001年7月31日の風車見学会の時のもの。
東通村岩屋ウインドファーム (2001年10月31日 撮影)
(株)トーメンパワー下北のウインドファームが11月から商用運転に入るというニュースを聞いた。早速、4年生の八木君と二人で見に行くことにした。青森から下北半島の突端、岩屋地区まではかなり遠いし、雪が降ると走りづらい。今日は天気が良さそうなので急きょ出かけることにした。8時半に出発。11時過ぎ、田名部から県道6号線に入ってしばらく走ると風車が見えてきた。
デンマーク、ボーナス社製の1300kW風車が25機並ぶ国内最大級のウインドファームだ。うまく連絡がとれず予約無しの訪問となったが、特別にということで案内して頂けた。予備のブレードの前で記念撮影。

ウエスパ椿山の風車 (2002年5月5日 撮影)
秋田の大潟村で開かれたWEMの応援の帰りに、深浦へ寄った。深浦のウエスパ椿山には風車があり、観光用ガラス工房の電力などに利用していることはニュースで知っていた。ここでは風車が観光資源として施設の中心に位置している。Lagerwey製の750kWの風車だ。展望台に登ると風車が真正面に見られる。

深浦は夕日の名所だ。ウエスパ椿山の温泉にもレストランにも「今日の夕日は6時半ごろ」という案内が出ている。夕日を待たずに出発したが、深浦の町を過ぎて、行合崎にさしかかった時、きれいな夕日が眺められた。千畳敷のあたりでは西の空も暗くなり、水星、金星、火星、土星、木星が輝いていた。

青森港の小型ハイブリッド風車 (2002年5月31日 撮影)
青森の突堤に太陽電池と小型風車のセットが10台並んでいる。場所は青森駅から八甲田丸の前を通って下北汽船の乗り場の先。

野辺地の風車 (2002.8.4 撮影)

野辺地風力発電研究所のNEG-Micon製、出力400kWの風車2基は1998年1月に運転を開始している。しかしインターネットで調べても設置場所がよく分からなかった。地図で見当をつけて見にゆくことにした。野辺地の街を抜けて国道279号線を北上し、有戸を過ぎると六ヶ所へ向う県道180号線がある。この道を3km程入り丘の上の十字路を右折して2km程走った道路沿いの松林の中に目指す風車あった。
むつ小川原ウインドファーム (2002.8.4 撮影)


エコ・パワー(株)がむつ小川原ウインドファームを六ヶ所村に建設している。NEG-Micon製の出力1500kWの風車22基からなる大規模なものだ。石油備蓄基地の傍を走る県道180号線に沿って並んでおり、遠くからでもよく目立つ。まだ動いていない。巨人が両手を広げて並んでいる様に見える。
不老不死温泉の風車 (2002.8.8 撮影)

5月に深浦を通った時、不老不死温泉にも風車があるのを忘れていた。風間浦村の風車を除いて青森の風車はほぼ網羅したので、もう一度、深浦へ出かけることにした。途中、前線の通過で、これ以上ひどくはなりようがないと思われるほどの強い雨に降られたが、着いた頃は小降りになり写真を撮る事ができた。2000年4月から稼動しているNEG-Micon製の出力400kWの風車だ。
フロントで尋ねると、旅館の電力の3分の1をまかなっているとのこと。年間の発電量は分からないとのことだが、この風車が年間で数百万円稼いでいることになるのだろうか。風車の写真を撮った後、海の見える温泉にも浸かって満足したが、風車を目当てに温泉を訪ねる人は居ないようだ。温泉のパンフレットにもホームページにも風車の写真など出ていない。
下北地区風力発電所見学会 (2002.9.26〜27)
日本風力エネルギー協会主催の下北地区風車見学会に参加した。地上で組み立てられた直径68mのブレードをま間近に見ることができた。写真が多いので別のページ(下北風車見学会)で紹介しよう。