薬学部Q&A: 秋田県版

— 平成20年度版

国家試験

Q 秋田県出身の卒業生の国家試験合格率はどうでしたか。

A: 第1期生の秋田県出身の学生は12名でした。12名全員が、留年もせず、卒業試験にも合格したこと自体が驚くべき成績です。しかも10名が国家試験に合格しました。1年時に入学した学生の83%が合格した実績は驚異的です。

Q 合格した10名の出身高校はどこですか。

A: 秋田高校、秋田北高校、秋田中央高校、秋田南高校(2名)、大曲高校、角館高校、聖霊女子短大付属高校、本庄高校、横手高校です。

就職・進路

Q 卒業生はどこに就職しましたか。

A: 国家試験に合格した10名のうち、8名が地元で薬剤師として勤務しています。さらに青森県出身の2名が秋田県に就職しましたので、合計10名が秋田県に勤務しています。

Q 秋田県の薬剤師不足は続いているのですか。

A: 青森県は人口当たり薬剤師数がもっとも少ない県ですが、秋田県も薬剤師が少ない県です。医薬分業が進展していく中で、調剤薬局はどんどん店舗を増やしていますので、秋田県の深刻な薬剤師不足は一向に改善されません。

Q 秋田県では今年4月に新卒の薬剤師は何名ぐらい就職したのですか。

A: 23名の新卒薬剤師が就職しました。そのうち約半数近くは、青森大学薬学部出身です。

Q 秋田県の高校から薬学系の大学にたくさん行っていると思いますが、どうして地元に薬剤師として就職しないのでしょうか。

A: この事情は青森県でも同じです。東京や仙台や札幌のような大都会の生活に慣れてしまうので、地元に戻らないのでしょう。若い人の気持ちは理解できますが、保護者は地元に帰ってきて欲しいのではないでしょうか。若者が大都会に流出してしまうと、地元の活力はどんどんなくなってしまいます。

Q 病院や調剤薬局での実習は秋田県でも受けられますか。

A: 秋田県には立派な病院や調剤薬局がたくさんあります。靑森大学では、従来から郷里の自宅に近い病院や調剤薬局で実習を受けられるように努力しています。今までは、秋田市民病院、秋田大学医学部付属病院、秋田赤十字病院、公立角館病院、仙北組合病院、公立横手病院などで病院実習を行っています。

Q 薬剤師の給料はどのくらいですか

A: 青森市内の調剤薬局の初任給は、25万〜30万円です。

薬剤師として就職した卒業生からのメッセージ

大和 誠(横手市内調剤薬局、横手高校卒)

6月の中旬にやっと保険薬剤師の登録を取得することができ、今では、処方監査、服薬指導など責任ある仕事を行っています。勤務先が門前薬局ということもあり、毎日たくさんの患者さんに応対する忙しい日々を過ごしています。先輩薬剤師の方々からいろいろ教えて貰いながら、薬剤師としての知識を身につけています。服薬指導の際、自分の拙い薬の説明を聞いてくれた患者さんに「親切に説明してくれてありがとう。」と言われたことが今一番心に残っています。これからも一人でも多くの患者さんにそう思って貰えるように、勉強や経験を積んで地域の医療に貢献したいと思います。

猿田 志保(鹿角市内調剤薬局、秋田中央高校卒)

私の勤務する調剤薬局では、小児科から精神科までいろいろな科の処方箋を取り扱っていますので大変勉強になります。薬剤師としてのスキルを成長させるために力を注いでいる会社で、就職してからも様々な勉強をすることができます。秋田県は医薬分業率が全国1位です。そのような秋田県で薬剤師として働くためには、ただ薬を調合して渡す薬剤師ではなく、処方箋を正確に読み安全に薬物療法が行えるような、そして患者さんの病状も気持ちも正確に把握できるような薬剤師になりたいと思います。大学で学んだことを生かし、薬剤師として成長していけるように勉強していきたいと思います。

斉藤 佳子(大仙市内調剤薬局、大曲高校卒)

私は、秋田県内に8店舗ある薬局に勤めています。入社してから3ヶ月が経ち、少しずつですが仕事にも慣れてきました。今は調剤が中心ですが、ややこしい処方内容のものもあり、調剤ミスを起こさないように気を付けています。最近は、病院や他の薬局からの電話応対や簡単な疑義照会にも目を向けることができるようになってきました。職場の先輩方の知識は幅広く、感心しながら吸収させて貰っています。まずは、一人前の薬剤師に早くなれるように努力していきたいと思います。

須田 歌中(本庄市内調剤薬局、秋田北高校卒)

1ヶ月間の研修を終えて店舗配属されてから3ヶ月が経とうとしています。薬剤師としてはまだまだかけだしです。今は分からない事が多く教えて貰ってばかりですが、薬剤や病気に対する広い知識を身に付け、先輩薬剤師さんのように、自信を持って患者さんに伝えることができるようになりたいと思っています。 薬は使用法によっては良くも悪くもなります。多くの方に健康な生活を送って貰えるように、薬の専門家として患者さん一人一人に適したアドバイスが出来るようにがんばります。

泉 公弥(秋田市内調剤薬局、秋田南高校卒)

青森大学の魅力は、先生と学生との距離感が近いというところだと思います。私は一期生ということで先輩のいない中での大学生活のスタートでしたが、先生方から勉強だけでなく就職をはじめいろいろなサポートをして頂いたので、充実した日々を過ごすことができました。 また、一学年の人数が100人程度と少数のため、学年での一体感があり国家試験へ向けて一丸となって取り組めることも魅力の一つだと思っています。青森大学で得たことを生かしてこれからも頑張っていきたいです。

尾形 香菜(秋田市内病院、秋田南高校卒)

私は現在病院薬剤師として調剤や高カロリー輸液の調製などの業務を行っています。今はまだ薬や業務内容について覚えることで精一杯です。疾病についても知識を深めて、注射薬や輸液についても深く学ばなければいけません。「勉強すること」を挙げるときりがありませんが、自分を高めていけるこの仕事にやりがいがあると魅力に感じています。また、私の勤める法人では、地域に密着した活動も多く行っており、自分の故郷に貢献できることを嬉しく思います。早く一人前になり、薬剤師としてよりよい医療を提供できるように頑張りたいです。