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2017/12/30 (土)

最新情報 2017/12/30 (土)

発達障害児童のための生活支援アプリ「ぐんぐん」実証実験開始

ソフトウェア情報学部の学生が開発した、発達障害を持つ児童の生活訓練を支援するためのWebアプリケーション「ぐんぐん」の活用実験を開始しました。

「ぐんぐん」は発達障害を持つ児童を支援する放課後ディサービスで行われている、生活訓練の取り組み内容を情報機器を用いて高度化する目的で開発されたシステムで、弘前市のNPO法人光の岬福祉研究会の協力のもと、平成27年度から毎年実証実験を実施、機能の検証と改善に取り組んでいます。今年度の開発では、これまで児童のモチベーションを向上させる目的で利用してきたゲーミフィケーションの機能を見直し、従来のゲームをモチーフとした仕組みから、SNSの仕組みを応用したシステムへと機能を進化させています。新しいシステムでは、児童はディサービス施設での訓練の成果を写真とともに「ぐんぐん」専用のSNSのタイムラインに投稿、支援者や保護者から「いいね!」のリアクションをもらうことで達成感を得るとともに、次の取り組みへの意欲を向上させることができるようになっています。

12月19日の夕方、弘前市のディサービス施設「ひかり」に開発担当の加藤秀斗君(4年)と梅原稜君(3年)が訪問、現地で支援者向けにシステムの利用ガイダンスを実施しました。またその場で児童への課題を設定、タブレット端末を使って児童自身による自己評価を実施、さらに写真を撮影して専用SNSへの投稿まで行って
もらいました。SNSへの投稿と同時に児童の保護者向けにメールによるプッシュ通知が配信され、保護者から「いいね!」のリアクションをもらうことができました。これから3月までの3ヶ月間、実際の児童を対象とした運用による実証実験とQOL測定などによる効果の検証を行う予定です。

本研究はソフトウェア情報学部と社会学部、八戸工業大学、株式会社リンクステーションの共同研究として実施しています。