出張講義

総合経営学部

総合経営学部

赤坂 道俊 学部長/教授

教授 赤坂 道俊

新しい小売業の成長と経営革新

歴史のあるデパート、大手総合スーパーが経営不振に陥っているのを尻目に、コンビニ、ホームセンター、家電量販店、百円ショップ、ドラッグストア、アパレル製造小売などの新しい小売業態の躍進には目を見張るものがあります。これらの会社は何故成功したのか、そこにはそれぞれ成功の仕組みがあります。市場環境の変化に対応した新小売業態の経営革新の内容を話します。

経済のグローバリゼーションと私たちの暮らし

今、世界をグローバリゼーション (経済の世界化、地球化)の波が席巻しています。それは90年代初頭の国際政治の枠組みの大変容とIT革命の産物ですが、これを機に先進国は多国籍企業の活動の場を地球規模に拡げる政策を推し進め、その一方で、途上国はグローバリゼーションを「受容」し、民営化と外資導入で経済発展を図ろうとしています。 この動きは止められませんし、プラスの面もあります。しかし、グローバル化と大競争の時代は途上国の経済的混乱や先進国内部の「格差の拡大」といった難題ももたらします。 グローバリゼーションとは何か、私たちはそれにどう立ち向かうべきか。この問題についてわかりやすく講義します。

石川 祥三 教授

教授 石川 祥三

よいユーザインタフェースとは?

ユーザインタフェースとは、パソコン機器やソフトウェアとそれを使う人(ユーザ)との接点(インタフェース)を指します。パソコンの操作性は、ユーザインタフェースのよしあしが大きな決め手となります。例えば、OSの新バージョンが発売されるたびにそのユーザインタフェースがどのように改善されたかが大きな関心を呼びます。このように使いやすさに大きな影響を与えるユーザインタフェースについての仕組みや概念を紹介します。

井上 隆 教授

教授 井上 隆

コンパクトシティとは?─都心部空洞化のメカニズムと再生シナリオ─

ここ30年ほど、全国的に、市町村の中心部空洞化と伝統商店街の衰退が深刻化しています。商工会議所・商工会や商店街振興組合など経済団体だけでなく、国・県・市町村といった行政も事態を重く見て様様な活性化策を採っています。しかし事態は一向に改善されません。2006年、都市計画法が改正され、新・中心市街地活性化法が施行されました。講座では、都心部空洞化・商店街衰退の背景とメカニズムを解明し、これまでの行政施策の誤りを指摘し、再生方向を提示します。基底はわが国の都市計画・政策の脆弱性です。

高速交通体系整備と地域経済社会の変容

東北新幹線八戸駅が2002年12月に開業して11年半、新青森駅が2010年12月に開業して3年半が経過しました。この間、地域社会はどのように変化したのか?また、2015年度中に函館市まで開通することが予定されていますが、その時、青森市、青森県はどのような影響をこうむるのか、多面的に考えてみます。

東日本大震災時における八戸圏域の企業行動と復旧・復興状況

2011年3月11日の東日本大震災は、岩手、宮城、福島3県に史上未曾有の甚大な被害をもたらしました。青森県太平洋沿岸部でも多大な被害が生じました。講義では、八戸圏域の産業・企業が大震災時にどのような行動を取り、その後、どのように復旧・復興していったのか考えます。併せて、今後の地域防災政策のあり方も考えます。

小川 伸悦 教授

学校教育活動における保健体育教育の在り方

平均寿命の延伸に伴って、健康寿命がクローズアップされています。心身ともに健康な生活を送るためには少年期、青年期に獲得した生活習慣が関わってくることから、学校教育活動における保健体育教育の在り方について考えます。

櫛田 豊 教授

学科長 教授 櫛田 豊

「サービス経済化」とは何か

今日、「サービス経済化」という言葉を耳にする機会が増えています。サービス産業のウェイトが、就業者数でみても、また生産額でみても、50%の水準を超えたからです。サービス産業のウェイトの増大は必ずしも経済の不健全化を意味するものではありません。「サービスとはなんぞや」という問に必ずしも明快な解答はありませんが、その経済学的意味を解説します。

沼田 郷 教授

准教授 沼田 郷

東アジア経済の光と影

「奇跡的成長」を遂げたアジア諸国は、成長という光の部分に注目が集まることが多いように思われます。その一方で、陰とよぶべき側面を有していることも事実です。こうした光と陰の両側面を明らかにし、その課題を探ることが近年の研究課題です。

カメラ産業からデジタルカメラ産業へ

カメラは長期にわたり日本企業が優位性を維持している製品です。この点は、デジタルカメラが主流となった今日においても大きな変化は見られません。しかしながら、こと生産に限ってみると、アジア勢の台頭が目に付きます。したがって、デジタルカメラの生産現場で起こっていることを明らかにし、その要因を探ることが近年の課題です。

森 宏之 教授

教授 森 宏之

アベノミクスに関する解説と見通し

現在話題になっているアベノミクスとはどういうものか、その内容とこれまで行われてきた金融政策との違いと、地域経済への影響などについて説明いたします。特に議論が沸騰しているアベノミクスを肯定する立場のリフレ派の経済学者の理論と反対する側の研究者の議論についても、できるだけ分かり易く説明いたします。

ビットコイン・仮想通貨についての解説

先日仮想通貨であるビットコインの取引所が倒産したニュースがTVや新聞などにより、大々的に報道されましたが、そもそもビットコインとは何でしょうか、私たちが普段使っている円やドルなどの政府や中央銀行が発行しているお金とは違うということは、知っていても、短いニュースの解説だけでは分かりにくいですね。ビットコインに代表される仮想通貨や買い物でたまるポイント交換なども含めて「新しいマネー」について分かり易く解説します。

岩淵 護 准教授

准教授 岩淵 護

電子市場の展望と脱モール時代のビジネスモデル

eコマースと聞くと、規模を問わず”ビジネス展開が速い”、”グローバル展開も夢ではない”、”結果もすぐにだせる”等々の過剰な期待をお持ちの方々もおられることでしょう。本講では、eコマースへの展開、特にショッピング・モールを採用した事業展開を検討されている方、既に出店を果たしてeコマースを始めてはみたものの、思うような成果を出せず、方針転換を余儀なくされている方を対象としています。

自動車市場のエレクトロニクス化と情報化

自動車産業は、転換期の真直中にあります。内燃機関からの脱却は、成熟市場となりはてた国内自動車産業のビジネスモデルを変革する可能性を秘めています。低炭素時代における環境技術のキーワードと目される電気自動車(ハイブリッド技術を含む)への潮流は、自動車のエレクトロニクス化とネットワーク化、コンテンツ化という3つの大きな流れへの分岐点とされ、それぞれの流れにおいて新規の事業機会を生み出すに至っている(産業のグリーン化現象)。本講義では、環境技術や情報通信技術が織り成す大きなうねりが、自動車産業のビジネスモデルをどのように変化させようとしているかについて言及している。

電子デバイス産業より捉えた家電産業とガラパゴス化

国内でのモノづくりが困難になってきている。本稿では日本企業の製造観にもとづき、問題の本質を経営戦略的な失敗の視点から捉えなおし、考察していきます。例えば、青森クリスタルバレイ構想の失敗。これを皆さんはどのように捉えていますか。地域産業における政策と民間による経営戦略は、コインの裏と表の関係で機能します。日系企業は、戦略的な方向性を見失い、コモディティ化への対応策、イノベーションの持続的な誘発策が立てられず停滞しているというのが現状です。

メコン経済圏より捉える地域経済の多様化、グローバル化と経営

世界は一つに収束していくと言う仮説は本当に正しいものでしょうか。「地域市場のハブ化と市場特性」、「イスラム圏ネットワークの形成」、「民族優先的な産業政策と外資」、「モノづくりと持続的成長の両立」、「国内回帰現象と国内空洞化現象の分水嶺」などのキーワードから、東南アジア(マレーシア,インドネシア、ベトナム,カンボジア,ミャンマー,ラオスなど)や中東イスラム圏(トルコ)の現状をリンクさせながら展望し、経済ネットワーク形成の視点から現地経営について言及していきます。

法と制度の経済学から捉えた企業を取りまくアンダーグランド

本講演では公共サービスに関わる企業が、制度や経済の見地からどのように人権を捉えるべきかについてのアイディアを提供する。まずは国家(国)を単位とした「繁栄と貧困の形成過程」を財産権、法律、公共サービス、契約と取引の自由の観点から言及する。その上で北朝鮮などにみられる国家体系の基盤となっている「収奪的な経済制度」やその他の資本主義国家においてみられる「包括的な経済制度」についても触れる。財産権に焦点をあてれば、これが個人的効用最大化という行動仮定にもとづいて、その配分の仕組みに応じたインセンティブが生み出される。講演ではこれらの配分過程に制度上の問題(欠陥)が生じていることに着目し、これを「財産権(プロパティライツ)」の理論を用いることで、差別や格差の問題、強いては既得権構造の形成要因として捉えている。なお財産権とは経済主体に帰属する財の法的権利と処分権からなり、当該財において権利を有しない者の活動は制限される。

 

中村 和彦 准教授

准教授 中村 和彦

「ブランド」とは何か

近年、マーケティングにおいてブランドに関する研究が大変重用視され、その研究成果が大きく期待されています。それは、今日の消費社会において、ブランドを企業活動に不可欠の資産として位置づけているからです。ブランドとは何か、ブランドが何故、企業や地域の価値を高めるのか、ブランドに関する基礎概念からわかりやすく解説します。

小売業の福袋について

毎年、小売業の初売りでは、福袋が恒例となっており、新年早々、小売店の前には、長い待ち行列が見られる。日本独自の商習慣である福袋の歴史、製品の特徴、消費者購買行動との関連性について、わかりやすく解説していきます。

蒐集消費について

モノ・サービスの購入・使用である「消費」において、ひときわ蒐集消費は、その特殊性ゆえに、マーケティング、消費者行動研究の対象外とされてきた。しかし、経済の高度化やインターネットの普及により市場が拡大・成熟している現代では、独自の製品価値や流通経路を持ち、従来の基本的ニーズとは一線を画する コレクション消費も、”こだわり深い消費の一形態”として一般化された現象となっています。中でも、オートグラフ製品を事例として、蒐集消費について、わかりやすく解説していきます。

レコード・レーベルの変遷

レコード業界は、M&Aが盛んな業界である。これまで、 無数のレコード会社やレーベルが設立されては、倒産、合併や買収を繰り返し、その都度、権限が移譲されてきた。世界のメジャーレーベルを中心に、レコード業界について、レコード製品について、レコード・レーベルとブランド価値、ブランド階層について、わかりやすく解説していきます。