2009年度自然学校指導者養成講座


青森大学自然学校は、2003年度より同大学が運営している、社会人を対象とした自然学校指導者養成スクールです。 下の写真、この5月半ば青森市内で撮ったアカマツですが、これを例にこの講座について説明いたしましょう。

akamatsu.jpg

左端に見えているのが雌花、中央やや右の黄色い房状のものが雄花です。その間にあるやや赤みを帯びた団子状のものは松ぼっくり、大体2㎝位です。

この講座では、自然観察の先にあるテクニックの世界に参加者の方々をいざないます。つまり、目の前の自然をじっくり考えて、そこに潜む科学的な事実を発見し、それを効果的に伝えるためのテクニック。合計24時間のこの講座では「ともに考える」というプロセスを尊重し、それが自然界の仕組みや魅力、そして自然の大切さを効果的に伝えるための基本的手段だということを体験的に学びます。松ぼっくりの大きさって5㎝くらいが普通。一寸小さ過ぎないか。雌花と雄花があるって事は今から受粉するの。何故松ぼっくりが一緒に一つの枝にあるのだろう。松ぼっくりが開いて種が飛び出すのは秋のはず。えっ?おかしい。この3つの事実から考えられることは何だろう?...と。

「答えは・・」といった知識の伝達でなく、「うーん」「もしかして」と参加者の気づきや考えを尊重しあいながら、答えへと導く自然解説の世界。このような自然とふれあうための技術への関心は最近全国レベルで展開されています。

すばらしい青森の自然とそれを伝える技術についてともに学び、仲間を増やしましょう。


2009年度の自然学校指導者養成の日程概要

今年度は、夏に日帰り1回と1泊2日1回の計3日間の講習会を、次のとおり実施いたします。

6月28日(日)

9時:
雲谷の青森大学雲谷ヒュッテ集合 (大学ヒュッテは雲谷ヒルズの近く、東側道路沿いにあります。)
講習内容:
開校式、青森大学自然学校の指導者に求められるものの解説、インタープリテーションの概略、リスクマネージメント、救急法、ヒュッテ近くの青森大学遊々の森の視察
17時半:
解散

※インタープリテーションとは、自然解説法の1つで、本大学指導者が行うものです。

 

7月19日(日)ー20(月、海の日)

19日9時:
酸ヶ湯駐車場集合
講習内容:
青森大学付属の新湯キャンプ場へ移動後、インタープリテーションの基礎的練習、インタープリテーションの企画、プレゼンテーション、キャンプ生活。
青森大学自然学校棟に移動後、自然学校指導者修了試験、全国組織の自然体験活動推進協議会(CONE)の概要説明。入会手続き。
20日17時:
終了、解散。

参加費用

13,000円(CONE指導者登録を希望するものは、ほかに2000円)

教材費、保険料(参加者には内容を説明します)、1泊2日の夜、翌朝、昼の食材費、施設使用料、講師謝金の一部、サポーターへの賃金等として。


申し込み

2009年5月以降6月19日(金)までに、下記連絡先に電子メールまたはファックス、電話のいずれかでお申し込み下さい。なお、電話お申し込みの際、休日および夜間は対応しかねますので、恐れ入りますが平日9時〜17時のあいだにご連絡いただきますようお願いいたします。

定員: 最低8人以上30名まで。(8人以下の場合、中止いたします。)


連絡先

青森大学大学院(電話)017-738-2001, (FAX)738-0143, (電子メール) 栗林:kuri@aomori-u.ac.jp

教員...藤田均(内線763)、関智子(752)、藤公晴(751)、教務課...栗林