第2回RISTEXプロジェクトシンポジウム2019を開催しました

青森大学は、2月21日に今年で3回目になる特殊詐欺対策に関する学術的な研究に基づく対策に関するシンポジウムを開催しました(RISTEXに採択されてからは2回目)。このシンポジウムは、青森大学、秋田県立大学、慶應義塾大学(医学部)、京都府立医科大学の研究者などが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)から研究開発プロジェクトとして採択された「高齢者の詐欺被害を防ぐしなやかな地域連携モデルの研究開発」の成果発表の場として開催されたものです。


この研究グループでは、青森地域と神奈川地域を対象として、3年間の研究開発期間で、ウェブで利用可能な高齢者などのサギに対する抵抗力を測定しサギ抵抗力の向上を目的とするアプリの開発、詐欺防止のための市民ボランティアの育成や地域の連絡協議会の強化などを通して、高齢者などの特殊詐欺被害に関する研究の推進及び特殊詐欺被害件数・被害額の減少を目指しています。

当日は、前日にABA青森朝日放送やRAB青森放送などで事前放送があったこと、また、ウェブアプリが日本で初めてお披露目されるということなどから大勢の高齢者の方々などが参加し、多くのテレビ局や新聞社の取材を受けるなど大変盛会でした。

当日の夕方のニュースでも放映されていましたが、実際にアプリを体験して頂いた方々からは、安心した、役に立つと思うなどのコメントが寄せられました。このアプリは青森大学のホームページからもアクセスできるようになっていますので、ご自分のサギに対する抵抗力を測定してみてはいかがでしょうか。

わたなべ教授のサギ抵抗力しんだ〜ん

https://app.defrec.jp/#/

 

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