活動報告 | 青森大学オープンカレッジ

オープンカレッジスキー教室~1泊2日安比スキー場オプションツアー

スキー教室を締めくくるオプションツアーが3月5日6日、岩手県安比高原スキー場で行われた。今年度初の1泊2日の企画には、16人が参加した。この日は、春スキーにふさわしい好天に恵まれ、講師と共に参加者たちは思い思いにスキーを楽しんでいだ。
国内でも有数の安比スキー場には、中国や台湾、オーストラリアなど多くの外国人などで賑わっていた。宿泊は近くのペンションを予約。2日間のリフト券とホテル温泉入浴券付の格安コースであった。
初日はスキーを存分に楽しんだ後、近くのホテルで入浴。白樺林に囲まれ露天風呂付きで疲れを癒やした。夕食は、家庭的な料理を囲み、参加者同士交流を深めていた。

 

オープンカレッジスキー教室~鰺ヶ沢スキー場オプションツアー

今年度初の試みであるスキー教室のオプションツアーが2月19日、鰺ヶ沢スキー場で行われた。申込のあった22人が参加した。この日は、降らず照らずの天気に恵まれ、講師を含む参加者たちは思い思いにスキーを楽しんだ。
県内で有数の鰺ヶ沢スキー場には、一般の他外国人や県内の大学、高校生などで賑わっていた。受講生たちは、今年度講師を務めた指導員の先生方と交流を深め、実りある一日を過ごしていた。
なお、3月5日6日は1泊2日の予定で、安比高原スキー場へのオプションツアーも予定している。

 

オープンカレッジ・スキー教室第3講と閉講式

オープンカレッジスキー教室の第3講と閉講式が2月5日、モヤヒルズスキー場で開かれた。
この日は、久々の青空が広がる中、受講生21人が参加した。ゲレンデでは、準備体操後に初級・中級・上級に分かれて岩泉敏勝全日本スキー連盟公認指導員ら4人からレッスンを受けていた。中級班ではポジションや加重のかけ方を学んでいた。12時から閉講式を開催。矢萩所長から代表の桜庭秀子さんへ修了証書が贈られ、その後指導員の先生方から全員に修了証書が渡された。講師の講評では、それぞれ基本をマスターし、上達したとのお褒めの言葉を頂いていた。

このあと、全員で「シーハイル」の歌を斉唱し、3日間のスキー教室を終了した。引き続き1日コースの受講生たちは、リフトに乗り込みスキーの醍醐味を味わっていた。
なお、2月19日は鰺ヶ沢スキー場、3月5日6日は安比高原スキー場へのオプションツアーを予定している。

 

オープンカレッジ・スキー教室第2講

オープンカレッジスキー教室の第2講が1月29日、モヤヒルズスキー場で開かれた。今年は3回コースで受講生を募り、鰺ヶ沢スキー場と安比高原スキー場へのオプション講座を加えた。
この日は、受講生23人が出席。曇り空の下、初級・中級・上級に分かれてゲレンデへ
出て、岩泉敏勝全日本スキー連盟公認指導員ら4人からレッスンを受けていた。準備体操の後、各班共にさっそくリフトに乗り込み、基礎練習から入っていた。中級班は、斜面での滑り方やストックの使い方などを学んでいた。

 

武田日銀青森支店長を招いて~オープンカレッジ新春市民大学

オープンカレッジ新春市民大学が1月28日、青森商工会議所7Fホールで開かれた。講師には、武田吉孝日本銀行青森支店長をお招きして、「私の歩んだ道」という演題で1時間講演が行われた。
この日は冬の雨の中、会場には51人の一般参加者が集まり、武田支店長の講演に耳を傾けた。 講演の中で、武田支店長は東京都新宿区の生まれで、当時の写真を紹介し様変わりした状況と青森市の新町通りの比較をしていた。早稲田大学政治経済学部を卒業し、昭和63年4月、経済の「け」の字も分からないまま日本銀行に入行。名古屋支店や鹿児島支店など転勤し、勉強や経験を積んできて、本店総務人事企画局で手腕を発揮し、1昨年青森支店長に栄転。新米時代は支店での「いらっしゃいませ」のあいさつやお金の枚数の確認などみっしり仕込まれ訓練を積んできたという。
また、1992年の阪神大震災や地下鉄サリン事件の時は、調査統計局におり、政府の銀行としての対応が迫られ、思い出のある年であったと語っていた。模造の1億円の札束約10キロを会場で披露すると参加者も驚いていた。
最後に、日本銀行の3つの機能:政府の銀行、発券銀行、銀行の銀行であることを分かりやすく
説明をしていた。講演中、ユーモアたっぷりにお話しする武田支店長に拍手が起きていた。

 

2019年オープンカレッジ・スキー教室開講

今年で42年目となったオープンカレッジスキー教室の開講式と第1講が1月22日、モヤヒルズスキー場で開かれた。昨年まではスキー大学の名称で実施していたが、みんなで仲良く楽しく滑ることを目的に「スキー教室」に名称変更、鰺ヶ沢スキー場と安比高原スキー場へのオプション講座を加えた。
今年は、一般社会人23人が参加。開講式では、矢萩正人所長挨拶に続き、全日本スキー連盟公認指導員の岩泉勝敏先生が講師4人を代表して、今年度の指導方針について述べた。引き続き、全員で「シーハイルの歌」を斉唱し、記念写真に納まった。このあと、初級・中級・上級に分かれてゲレンデへ出て、指導員からレッスン。終日、降雪で寒い天候の中ではあったが、受講生たちは、快くスキーを楽しんでいた=写真。

 

ジュニア夢カレッジⅡ~「ロボットのはなし」
―子ども達に夢と感動を与える―

オープンカレッジ主催「ジュニア夢カレッジ」第2講が1月18日、横内小学校で行われた。
これは、本学の先生方が出前授業をし、子どもたちへ向けて「夢」「仕事」「働くこと」のすばらしさを伝える目的で、昨年度からの継続事業。
今年度は大学に近い横内小学校へ出向き、音楽とロボットの講話を実施。第2講のこの日は、矢萩正人オープンカレッジ所長が「ロボットのはなし」を講話。体育館に集まった5年生53名・6年生51名の児童の前に立った矢萩所長はまず、スクリーンに映した昔のロボットと今のロボット仕組みを分かりやすく説明した。時折、「からくり人形は見たことがありますか?」などと、児童と対話し講話を進めていた。
この後、3年がかりで製作したロボットを走向させると児童達は目を輝かせ動きを見つめていた。「ジュニア夢カレッジⅡ」での矢萩所長の研究成果、手作りロボット走行は子ども達に大きな夢と感動を与えていた。

 

オープンカレッジ市民大学最終講義と修了式 受講生80人に修了証書

本年4月から20回のコースで行われたオープンカレッジ市民大学最終講義と修了式が11月30日、本学記念ホールで行われた。受講生80人の内72人が参加した。
第20講となった最終講義は、江川静英副所長・教授が「うるわしの島・台湾~私のふるさと」と題して、生まれ育った台湾の歴史や気候・風土を紹介した。講義の中で、青森県と台湾との医療、文化交流にもふれ、伝手を頼り無医村に台湾から医師を派遣したことなどを紹介した。最後に中国語の簡単な会話も指導していた。
修了式では、矢萩正人所長から出席者全員に修了証書を渡し、また皆勤賞対象者17人、10年受講者6人へ感謝状と記念品を授与した。その後、修了祝賀会がアスパム6階「岩木」で行われ、会食や余興を楽しんだ。余興には、ハーモニカ演奏者のジョニー小坂さんが登場し、「青い山脈」など昭和メドレーを15曲披露。出席者は口ずさみながら、1曲終わる毎に拍手の嵐が起きていた。

江川副所長による最終講義   |   矢萩所長から受講生を代表して修了証を受ける笹井和子さん  |  修了祝賀会でハーモニカの演奏も

 

幸畑小でジュニア夢カレッジ~みんなのうた

昨年度からの継続事業で小学生を対象にしたオープンカレッジ主催「ジュニア夢カレッジ」の第1講が11月28日、横内小学校で行われた。これは、本学の先生方が出前授業をし、子どもたちへ向けて「夢」「仕事」「働くこと」のすばらしさを伝える目的。今年度は大学に近い横内小学校へ出向き、音楽とロボットの講話を進めている。第1講は「みんなのうた」をテーマに白岩貢本学ソフトウェア情報学部准教授が指導に当たった。
この日は、参観日と重なって保護者も会場の体育館に集まって開催。4年生37名の児童の前に立った
白岩准教授はまず、発声方法を子どもたちに伝授。鼻から2秒吸って5秒で息を吐くこと、お腹から声を出すコツを教えていた。
この後、課題曲の「ビリーブ」と「花は咲く」をピアノの伴奏に合わせて指導。「さ行のさ・し・す・せ・そ」を長めにいうと日本語がきれい」とアドバイスしていた。子どもたちは繰り返して歌うと上手になり、会場いっぱいに元気な歌声が響き渡っていた。最後は全員起立して「ビリーブ」を熱唱。保護者たちも”プロ”の大学の先生の指導に拍手を送っていた。
なお、第2講は同小学校で1月18日(金)開かれる予定で、矢萩正人オープンカレッジ所長が「ロボットのはなし」を講話する。

 

オープンカレッジ市民大学第19講~「聞き上手と話し上手、よりよい人間関係のために」

第19講となった市民大学が11月16日、青森市駅前のアウガ5Fホールで開かれ、受講生72
人が出席した。
この日の講師は、船木昭夫オープンカレッジ副所長・教授が務め、コミュニケーションの取り方
など、より良い人間関係を保つためのアドバイスをした。この中で、視線を合わせることや身を乗り出して話しすることの重要性を述べた。まとめとして、ほめ言葉は人間を活性化する、お礼を言う時は
相手をほめること、と受講生たちに伝えていた。
講義の中で、受講生たちは熱心にメモをとり、時折うなずいたりしていた。また、質問コーナーでは相手との会話中に時間のない時の断り方として、さりげなく時計を見たりして促すことを助言していた。

 

オープンカレッジ市民大学第18講~「もっと長生きしよう~クスリと健康」

クスリと自分、どの様に付き合うか薬剤師が手助けしますー市民大学第18講が11月9日、青森市駅前のアウガ5F研修室で開かれた。受講生64人が出席した。
この日の講師は、三浦裕也本学薬学部長が務めた。新薬の開発に携わった経験のある三浦講師は、クスリの飲み合わせについて①同じ成分でも直す病気が異なる②同じ治療のクスリでも、直す病気が異なる点を事例で示した。具体的に解熱鎮痛剤を挙げ、「その中には第1種と第2種があり、第2種一般的なドラッグストアで扱えるが、第1種は薬剤師でなければ扱えない」と強調した。
また、クスリが同じでも年齢や体力によって変ることもあるとし、体調管理には適度な運動もすすめた。クスリを服用して不調な時はお医者さん、不安な時は薬剤師さんへ相談することと、健康に関する相談が気軽にできる薬剤師さんを持つことをアドバイスした。
最後に、青森県は薬剤師不足の観点から、本学薬学部への受験生募集のPRをした。

 

オープンカレッジ市民大学第17講~「ファミリアとレナウン~べっぴんさんの話」

第17講となった市民大学が10月26日、青森市駅前のアウガ5F研修室で開 かれた。
受講生63人が出席した。「ファミリアとレナウン~べっぴんさんの話」をテーマに、
森宏之(ひろし)本学図書館長・教授が講師を務めた。

森講師はまず、2016年のNHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」の主人公のモデルになった坂野惇子らが立ち上げたベビーショップについて、戦後の混乱期に苦難を乗り越えて発展した経緯を述べた。続いて、母の愛情と優れた品質を大事にするメーカーとして、ベビーショップ「ファミリア」が生まれたと解説。

また、創業者の華麗なる一族の系図や子ども服の色使い、特徴なども詳しく説明。受講生たちは「素直で優しい心で接し、商品に対しては興味を持って熱心に知ろうとすることが大切」(板東惇子の販売に対する言葉)に耳を傾けていた。

 

オープンカレッジ第15講「野外学習~津軽の社寺を訪ねて」

オープンカレッジ市民大学第15講「野外学習~津軽の社寺を訪ねて」が10月5日、大型バス1台で大鰐町の大円寺や平川市の古懸不動尊などを訪ねた。申込のあった受講生47名とスタッフ4名の計51名が参加した。
この日は台風25号の北上も心配なく、秋空が広がる好天に恵まれた。一行は見学地の大鰐町大円寺に到着。まず3班に分かれ、国重文の阿弥陀如来座像参拝と襖絵を見学した。地元の水木信一画伯作の白神山地の四季や馬の屏風、弘前城の四季、十和田湖の作を堪能した。いずれも大作で、受講生たちからは、素晴らしい表現で感動の声が上がっていた。
続いて、バスは平川市の古懸不動尊を参拝。津軽三不動の1つで、本尊は座っている姿から「ねまり動」と言われている。ここで、全員で記念写真を撮った。
お昼は、バスで20分の所にある「羽州路の宿あいのり温泉」で昼食をとり、名湯に浸りながら受講生同士交流を深めた。午後からは、碇ヶ関みちの駅や黒石市こみせ通りを散策して、帰路についた。

 

「青森山田学園百周年に寄せて~創立者山田家・木村家の教育実践」

オープンカレッジ市民大学第14講が9月21日、アウガホールで開かれた。

今年、本学園が百周年を迎えることから「青森山田学園百周年に寄せて~創立者山田家・
木村家の教育実践」と題して、受講生68人が学んだ。

この日の講師に、創立者山田きみ先生のひ孫で青森山田学園理事・青森大学事務局長・
学長補佐の木村雅大氏を迎え、90分の講義を受けた。

まず、演壇に立った木村講師は自己紹介をし、教育観や創立者山田きみ先生、
祖父の木村滋男先生、祖母の木村正枝先生、父の木村隆文先生の想い出を述べたあと、
創立60周年を記念して学園歌「意気と熱に」の作詞にあたった、青森市出身の児童文学者
、北畠八穂先生のエピソードなど興味深い話しを伝え、青森山田高等学校野球部が甲子園で
勝利するたびに歌われる度に共感が持てるとし、語り継がれる詞であると強調し、受講者全員
で鑑賞した。

最後に、我が国の教育政策は大きな転換期を迎えているとし、その中で青森山田学園はこれまで
の歴史と存在意義を大切に守りながら、青森のために新たな教育活動に果敢に挑戦していきたい
と結んだ。

 

オープンカレッジ市民大学講座(第13講)「吹雪の惨劇」~八甲田山雪中行軍遭難 事件~

市民大学講座(第13講)が9月7日、アウガ5階研修室で開かれた。受講者63
名が出席した。「吹雪の惨劇」~八甲田山雪中行軍遭難事件~をテーマに、八甲田山
雪中行軍遭難記念館ガイドの加藤幹春氏が講師を務めた。
加藤講師は、雪中行軍の目的となった時代背景について詳細に説明した後、訓練状
況をリアルに語った。行軍の小峠では、体感温度は-23℃位になっていたであろ
う、そのため食料の凍結により食事が取れなかったなど。また、この遭難の捜索は師
団挙げて行う一方、アイヌ捜索隊も大きな役割を果たした。
193名の凍死という世界山岳史上類のない遭難の原因は、雪ではなく風力による寒
さの脅威であろうと加藤講師は述べていた。当時の取締委員会は、この遭難の原因を
「天候の急変」によるとした。

 

オープンカレッジ市民大学特別講座(第12講)「笑って免疫度アップ」

市民大学特別講座(第12講)が8月31日、アウガ5階ホールで開かれた。受講者とその知人等110人が出席した。~笑って免疫度アップ~「津軽弁の日」に携わって30回をテーマに、ラジオパーソナリティの青山良平氏が講師を務めた。
青山講師は、初回から30回出演してきた「津軽弁の日」がなくなるとの話が出ているが、今年で31回出演することになっている。是非皆さんもと問いかけていた。津軽弁について、スマートに見える太宰治も大分なまっていたようだ。「シソ」は津軽弁で「ジサ」というが、太宰の作品では「チサ」となっている。津軽地区でも浪岡、黒石、大鰐は独特の言葉使いをする。
また、放送関係の仕事をするきっかけは「歌作り」にあったと言い、自作の「さよならをいわない」を紹介してくれた。受講者はうっとりとして聞いていた。終始、会場はズームイン朝のマレーシア取材での出来事、津軽弁の連発で、笑いにつつまれていた。

 

市民大学第11講「シニアからのストレッチ&リズム体操」

後期最初の市民大学第11講が8月24日、青森大学正徳館(第二体育館)で開か
れた。台風が近づき蒸し暑い日でしたが51人の受講生が出席した。「シニアからの
ストレッチ&リズム体操」をテーマに、神孝寿青森大学事務局参与と十文字勇樹青森
市文化スポーツ振興公社職員の両氏が講師を務めた。

神講師からは体を動かすことの大事さ、動的運動としてラジオ体操は十分な運動に
なるとの話があった。その後、十文字講師は、実技として椅子から立ち上がる動作を
受講生にしてもらい、各々の動作の違いを分析し、受講生にあった動作の指導をして
いた。また、五感を使って歩くことの大切さ、安静よりも動的運動がいろいろな治療
にもなると強調していた。途中給水時間を取りながら、DVDの動作を参考にしてエク
ササイズを楽しんでいた。

 

市民大学第10講~「連続ドラマの舞台うら・番組制作の裏話教えます」

今年度第10講となった市民大学が7月27日、青森市駅前のアウガ5F研修室で開 かれた。受講生68人が出席した。「連続ドラマの舞台うら・番組制作の裏話教えま す」をテーマに、熊井秀哲(ひでのり)NHK青森放送局長が講師を務めた。  熊井講師はまず、NHKの放送概要を述べた後、この度の水害などを例に、国民の生 命と財産を守る緊急報道でのヘリコプターやCG画像の活用と、ニュースの制作・送 出を分かりやすく講演した。このあと、連続ドラマ「半分、青い」の制作の撮影現場 や、大河ドラマ「西郷どん」などでの最新映像技術の駆使を紹介し、俳優やスタッフ による番組制作の舞台裏を解説した。冬のロケ(現場)での夏のシーン撮影や、街並 みや建物などのセット、時代考証、効果音の付加、CGやVFXの活用に出席者は感 動していた。高性能のラジコンやドローン、レール、クレーンによる撮影など、制作 スタッフの並々ならぬ努力の成果でドラマが出来、お茶の間に届けられていることを 理解していた。

 

オーマの休日~マグロのまち本州最北端・大間町を訪ねて

オープンカレッジ市民大学の第9講野外学習が7月20日行われ、潮香る本州最北端・大間町を訪ねた。受講生が45人参加した。この日は、早朝大型バスに分乗しおよそ4時間かけてマグロのまちで有名な大間町に到着。お昼は同町海峡保養センターで、それぞれ名物のマグロの刺身や丘マグロで売り出している大間牛のすき焼き、貝焼きミソ定食に舌鼓を打っていた。
午後からは、現地ガイドの島康子さん(Yプロジェクト(株)代表、内閣府の地域活性化伝道師、元青森県教育委員)がバスに同乗し、函館と大間を結ぶフェリー乗場や漁港、大間稲荷神社、大間崎を巡った。バス車中は、島さんの名ガイドぶりで、終始笑いの渦だった。海上守護の女神「媽祖」(まそ=天妃信仰)を祀っている稲荷神社には、金澤満春町長もあいさつに訪れた。青空の広がる最終地の大間崎では記念写真後、全員で替え歌の”津軽海峡夏景色”を合唱し、大いに盛り上がった。

 

オープンカレッジみちのく散歩みち第3講~安東氏発祥の地と津軽富士見湖を訪ねて

オープンカレッジみちのく散歩みち第3講が7月12日、藤崎町の安東氏発祥の地(藤崎城址)と鶴田町の津軽富士見湖を巡った。受講生19人が参加した。梅雨空のこの日は、マイクロバスに乗車し、目的地の藤崎町へと向かった。途中、道の駅・食彩テラスで休憩をとり、ここで藤崎町教育委員会の沼田和宏文化財振興係長
と合流。沼田係長の案内で、城址の一角となっている藤崎八幡宮に着いた。藤崎城は安東氏をおこした高星丸が1082年(永保2年)に築き、1092年(寛治6年)に完成したとの説明を受け、外郭と呼ばれる土塁や堀跡を見学した。この後、鎌倉時代の「北条時頼の回国伝説」にまつわる「唐糸御前史跡公園」を訪ねた。岩木山を眺望するりんごや水田に囲まれた中にあり、1359年(延文4年)の板碑(唐糸の碑、町指定文化財)の説明を受けた。時頼が諸国行脚で津軽を訪ねた際に、田舎で落ちぶれ見る影もなくやつれた自らの姿を悲しみ、近くの柳の池に身を投げたという愛妾の伝説である。
その後、マイクロバスは鶴田町の道の駅「あるじゃ」で休憩後、昼食会場のつがる市森田の地球村にあるレストランでランチを楽しみ、ゆったりと温泉に浸かった。午後からは、周囲4.2キロメートルある津軽富士見湖(廻堰大溜池)周辺を散策。ひばの木橋で日本一の長さ(300㍍)を誇る鶴の舞橋を渡り、水辺の花菖蒲や天然記念物の丹頂鶴の繁殖を間近で観察した。甲高い声がする11羽の美しい丹頂鶴の姿に感動していた。

 

新春市民大学講座・第1講が行われました

今年度初の試みである新春市民大学講座が1月20日から始まった。小単位でお茶を飲みながら、楽しく学ぼうーと企画。5回コースで土曜日午後1時から、新町2丁目の「まちまちプラザ」で行われる。
第1講は同日、本学総合経営学部教授の赤坂道俊氏が講師を務め、売れるネットショップの情報を参加者に講話を行った。
「ネット通販(電子商取引)の巨人『アマゾン』を学ぶ」をテーマに、参加した12人は、情報化時代の通販の仕組みや2016年小売業売上ランキング6位のアマゾンの成長を学んでいた=写真。

第2講は1月27日(土)午後1時から同所で、伊藤蒼風秋田雨雀記念館館長が「プチあおもり芸術カフェ」のテーマで、講話を務める。本県を代表する画家の棟方志功、関野準一郎、葛西四雄などの作品も展示される。入場無料。

 

オープンカレッジ「スキー大学」受講生募集!

日 時:平成30年1月23日(火)~3月6日(火)
■1日コース・・・10:00~15:00
■半日コース・・・10:00~12:15
各コースとも5日間実施
○オプションコース 大鰐、安比各1日(参加人数により実費徴収)
場 所:モヤヒルズ
受講料:1日コース・・・15,000円(リフト代別途)
半日コース・・・10,000円(リフト代別途)

問合・申込 12月20日まで、オープンカレッジ017-728-5160

 

9月22日「オープンカレッジ市民大学」第12講~テ ー マ「港町青森の文化資源」

市民大学第12講が9月22日、本学622教室で開かれた。35人の受講生が参加し、「港町青森の文化資源」を学んだ。講師は石山晃子あおもり北のまほろば歴史館副館長。
あおもり北のまほろば歴史館は、青森市沖館2丁目にあり、郷土の歴史や民俗を総合的に紹介する展示施設。
演壇に立った石山講師は、母の匂いを感じる昔懐かしい絣(かすり)姿で語りかけ、歴史館に保存されている
和舟やこぎん、津軽弁のぬくもりまで、港町あおもりの魅力を強調し、文化資源をPRした。
また、講座修了後、茶話会が行われ、受講生同士交流を深めていた。(写真~絣(かすり)姿で語りかける石山講師。港町あおもりの魅力を学ぶ受講生。講座修了後の茶話会で受講生同士交流を深める)

 

9月13日「オープンカレッジ市民大学」第11講義~テ ー マ「生きる力と教育のあり方」

オープンカレッジ市民大学第11講が9月8日、青森市アウガ5F研修室で受講生37人が参加して行われた。この日の講師は、佐々木豊志本学総合経営学部教授があたり、「生きる力と教育のあり方」をテーマに90分講義した。

この中で、佐々木教授は自ら宮城県で自然学校を主宰し、その体験をとおして現代を生き抜くためには「思い込まず、自分自身の限界を作らない」と力説。「いかに社会が変化しようが、自分で課題をみつけることが、生きる力になる」と付け加えた。

また、受講生たちはいち早く東日本大震災活動へも手を差し伸べた佐々木教授の実践に感動していた。

 

「7月7日」市民大学第7講「石田三成と津軽」

石田三成次男、杉山家初代源吾から15代目当主の杉山丕氏(はじめ・青森市生まれ)を招き、市民大学第7講が7月7日、アウガ5F研修室で開かれた。出席した受講生41人は、関ヶ原の合戦後、津軽氏を頼って陸奥に落ち延びた三成の次男重成(杉山源吾と名乗る)及びその子孫が代々津軽藩の家老職を務めた歴史を学んだ。

杉山氏は豊臣秀吉、徳川家康、津軽為信との関連人物を年代別に説明。系図を元に、津軽家との関連を説明した。源吾の妹辰姫が2代藩主津軽信枚の側室となり、3代藩主信義を生んでいる。信義とは従兄弟の杉山2代吉成が300石の家老に出仕、信義の妹・子々姫を妻に迎えている。杉山家は代々家老職を務め、1200石の大身となっている。

11代杉山貞五郎・藩学問所総司 、12代杉山龍江成知・弘前藩家老。函館戦争軍事総督。弘前藩権大参事。西南戦争応募兵隊長。13代杉山壽之進・東奥義塾塾長、弘前市立館長も務めたと言い、津軽の歴史をわかりやすく解説していた。(写真=スクリーンに映し説明する講師の杉山氏)

 

「7月3日」市民大学第6講「人類のものづくり願望」~ロボットの歴史から考える~

市民大学第6講が6月30日、アウガ5F研修室で開かれ、40人が「人類のものづくり願望」~ロボットの歴史から考える~を学んだ。講師は矢萩正人オープンカレッジ所長が務め、古代から現代までの人類のものづくりの過程を説明し、ロボットが歴史上で登場する事例をあげて解説した。ロボットの語源は、チェコスロバキアの作家・チャペック(1880-1938)の戯曲に登場した労働を意味する人間ロボータに由来すると講義。産業や宇宙開発にといろいろなロボットが使われている状況をスクリーンに紹介し、さらには研究室で学生が製作した自立型走行ロボットを走行させると、受講生から拍手がわき起こっていた。基板から歯車などすべて手作りで、プログラムを組入れた25センチほどのロボットは、体を左右に揺らしながら、前進していた。

 

「6月2日」「戯れ俳句 戯れ短歌」

「戯れ俳句 戯れ短歌」をテーマに市民大学第4講が6月2日、青森市駅前・アウガ5F研修室で開かれた。講師の伊藤蒼風秋田雨雀記念館館長が俳句・短歌・川柳の違いや作り方のポイントをアドバイスした。季語テストで頭の体操をし、最後はあらかじめ宿題の俳句・短歌・川柳(61作品が集まった)を選し、受講生を表彰した。最優秀賞には成田あさ子さんの「さやかなる 初夏の風受け 学びやに 集うわが身の 幸せ想う」が選ばれた。優秀賞は3人に授与された。

(写真~伊藤館長から表彰状を授与される受講生)

 

「5月26日」「市民大学第3講」~おいしく減塩!青森の健康だし活

市民大学第3講が5月26日、青森市駅前・アウガ5F研修室で開かれ、40人が受講した。この日は、健康寿命の延伸に向けて青森県が取組んでいる「だし活」をテーマに吉田綾子県農林部総合販売戦略課「だし活」主査を招いて行われた。吉田氏は、本県の平均寿命が短く、長く続いている状況を示し、毎日の食事で、塩分控えめを心がけることが大切と、説明。だしの利用で、味覚を変え減塩を進める方法をアドバイスした。途中、県産野菜や魚を使ったコクのあるだしを試飲させ、水出しで簡単にできるだしを紹介。吉田氏は、県がコマーシャル用に作った歌に合わせて、得意のだし活ダンスも披露、拍手が送られた。(写真はだしの試飲をする受講生)

 

「5月12日」「市民大学第2講」~中国文化の中での龍の位置付け

5月12日、市民大学第2講が青森市駅前・アウガ5F研修室で開かれた。37人が受講した。
この日は、江川静英(張静容=ザンチンヨウ)オープンカレッジ副所長で総合経営学部教授が「中国文化の中での龍の位置付け」というテーマで講義。台湾出身の江川副所長は「中国人にとって、龍は神聖なものであり、吉祥の動物である。龍という字は、紀元前17世紀ごろ甲骨文に見られる」と説明。その伝統がこんにち日本に伝わり、龍舞や5月5日の端午の節句である。鯉は龍神の化身ということから、鯉幟があげられるーと、龍文化の歴史を受講生に分かりやすく解説していた。

 

「4月14日」祝オープンカレッジ創立40周年 「平成29年度市民大学開講式及び第1講」

さくらの芽吹きを感じさせられる穏やかな4月14日、平成29年度市民大学開講式及び第1講が本学622教室で開かれた。定員を上回る43人が受講した。
この日は、送迎バスや自家用車で会場に集まり、そのほとんどが昨年からの受講生で占めた。
開講式では主催者を代表して矢萩正人所長があいさつ。今年は40周年を迎えることや楽しく学ぶことを応援したいと述べたあと、崎谷康文学長が祝辞。続いて、受講生と教職員の紹介が行われた。このあと、青森大学校歌「若者よ 若者よ」を全員で斉唱して式を終了。
第1講に入る前に、講師の平井卓先生に崎谷学長から、名誉教授の称号が授与された。その後、「認知症事故と家族の責任」と題して、平井卓先生が講義をした。(写真~記念写真に納まる受講生)

 

平成29年度 市民大学受講生募集!創立40周年・青森大学オープンカレッジ「市民大学講座」~本学教授陣及び著名人が講師

6/9伊奈かっぺい講演決定!7/14高田邦洋みちのく銀行頭取講演決定!10/27白岩貢歌唱ミニコンサート決定!

時 平成29年4月14日~12月1日の金曜日(全20回)

◆午前10時~11時30分

所 アウガ5F研修室及び青森大学キャンパス

内容 教養講座18回、野外学習2回

受講料 全2万2千円(+野外学習バス代実費)

募集人員 40人(申込順)

送迎 青森大学会場へは青森駅から無料送迎バスあり

申込・問合 青森大学オープンカレッジ(017-728-5160)へ

 

「3月8日」「スキー大学安比スキーツアー」

3月7日、今期スキー大学終了のオプション講座 安比スキーツアーが行われた。講師を含め34人が参加した。
一行は青森から大型バスで、国内でも有数の岩手県・安比高原スキー場へ向かった。この日は、雪が降りしきり、頂上は-15度であったが、引率の講師と共に、これまでのレッスンを顧みて、伸び伸びとスキーを楽しんでいた=写真。

 

「3月1日」「スキー大学第5講及び修了式」

眼下に広がる陸奥湾を一望!?-スキー大学最終回の第5講と修了式が2月28日、モヤヒルズスキー場で開かれた。参加した25人の受講生は、大満足の滑りを披露した。
最終回にふさわしいこの日は、これまでとうって変わって、終日青空の広がるスキー日和であった。
上級コースは片足での内側ターンに挑戦し、フォームもきれいに風を切っていた。
修了式は12時から、ヒルズセンターで開催。受講生を代表して三津谷正さんが、笑顔で修了証書を堀端所長から受け取っていた=写真。
このあと、講師の各先生から、心を込めて一人ひとりに修了証書を授与。シーハイルの歌を全員で合唱して修了式を閉じた。昼食後、午後の部のレッスンに入った。

 

「2月22日」「スキー大学第4講」

スキー大学第4講が2月21日、モヤヒルズスキー場で開かれた。24人が参加した。この日は終日雪の降りしきる中、全日本スキー連盟公認指導員から、レッスンを受けていた。上級コースは急斜面を滑降し、フォームもきれいに風を切っていた。青森市内の小学校のスキー教室もあり、ゲレンデは混み合っていた。2月28日は最終講で、修了式が行われる。3月7日はオプション講座として、安比スキーツアーが行われる。

 

「2月16日」「スキー大学・オプション講座」

スキー大学・オプション講座が2月14日、大鰐温泉スキー場で開かれた。申込みのあった15人が参加し、遠征を楽しんだ。午前中は曇り空であったが、午後からは雪の降りしきる中、全日本スキー連盟公認指導員から、斜滑降のレッスンを受けていた。この日は、周辺の小学校のスキー教室もあり、ゲレンデは児童らで混み合っていた。しかし、主会場のモヤヒルズスキー場とは雰囲気の違う大鰐町のゲレンデで、受講生たちは大自然の風を受けながら、心地よい滑りを披露していた〓写真。

 

「2月7日」「スキー大学第3講」

斜滑降と横滑りのレッスン~オープンカレッジ・スキー大学第3講が2月7日、モヤヒルズスキー場で開かれた。23人が参加した。
この日は、雪が降りしきる中、初級・中級・上級に分かれ、全日本スキー連盟公認指導員からレッスンを受けていた。上級者は石岡指導員の元、斜滑降と横滑りのレッスンを受けていた。上級者はベテランが多く、フォームも良く颯爽と滑っていた。

 

「1月31日」「スキー大学第2講」

オープンカレッジ・スキー大学第2講が1月31日、モヤヒルズスキー場で開かれた。21人が参加した。
この日は、時折雪が降りしきる中、初級・中級・上級に分かれ、全日本スキー連盟公認指導員の岩泉敏勝先生らの
レッスンを受けていた。2回目とあって、今年初めて参加した初心者はコツを掴み、ゲレンデで基本のパラレルターンを身につけていた=写真。

 

「1月25日」2017年スキー大学開講

オープンカレッジ2017年スキー大学の開講式と第1講が1月24日、モヤヒルズスキー場で開かれた。今年は一般社会人26人が参加した。開講式では、堀端孝俊所長挨拶に続き、全日本スキー連盟公認指導員の岩泉勝敏先生ら4人が今年度の指導方針について述べた。引き続き、全員で「シーハイルの歌」を斉唱し、記念写真を撮った。このあと、初級・中級・上級に分かれてゲレンデへ出て、指導員のレッスンを受けた。午前中は時より青空が広がったが、午後は降雪となり、やや寒い天候の中ではあったが、受講生たちは、快くスキーを楽しんでいた=写真。

 

「12月5日」「日本の文化の特性について―連続性と受容―」:市民大学講座第20講及び修了式

オープンカレッジ市民大学講座第20講と修了式が12月2日、本学622教室で開かれた。43人が参加した。最終講義となった第20講の講師は、崎谷康文学長が務めた。日本の文化の特性について―連続性と受容―と題して、1時間講義。この中で「日本の文化は、一口で言えば雑多。色んなものがあり、日本特有である。型や様式の継承が多い。雅楽にしても。また地域文化の多様性もあり、青森のねぶた・ねぶたもその例である」と述べた。引き続き修了式に移り、45人の受講生を代表して、對馬愛子さんが堀端孝俊オープンカレッジ所長から、修了証書を受けた=写真。皆勤賞は宮崎三男さんら9人に授与された。最後に全員で青森大学校歌「若者よ 若者よ」を斉唱した。

 

「11月25日」「三内丸山~土偶と集落(世界文化遺産登録に向けて)」:市民大学講座第19講

オープンカレッジ市民大学講座第19講が11月25日、アウガ5F研修室で開かれた。42人が参加し、講師の岡田康博青森県企画政策部参事で世界文化遺産登録推進室長が講義した。岡田講師は、日本で一番古い15,000年前の縄文土器が本県の外ヶ浜町蟹田から出土し、「縄文の始まりは青森県と言ってもいい」と強調し、北海道・北東北の縄文群を平成19年に共同提案し、文化庁長官に提案書を提出した経過を説明。出土した土器が似ていることから、同じ文化を持ち、人類の伝統的集落や土地の優れた例であると、結んだ。(講義する岡田氏)

 

「11月18日」「私が出会った素敵な人達」:市民大学講座第18講

市民大学講座第18講は11月18日、講師に秋山博子RABアナウンサーを招いて開かれた。会場のアウガ研修室には45人の受講生が参加。秋山さんは岩手県盛岡市出身。1991年にRABに採用され、ラジオ番組やテレビのキャスターとして、活躍している。採用された年に台風19号(りんご台風)を経験したことや障害を持つ若者を取材したことを披露。その人達から「障害は個性である」という言葉を頂いたという。前向きに生きていることに感動を受け、アナウンサーとしての幅が広がったと強調。特に、青森大学の卒業生の佐藤涼くんは、口で描く画家として取材を重ね、元気をもらったとも。そのことを契機に、障害者にも伝わるコミュニケーション手段として、手話を学んでいるとのこと。テレビでも手話放送をしている。最後に、若い時も今も歌手になる夢を持っていると、笑わせながら、アナウンサーは天職だと思い、仕事に没頭していると伝え、拍手を浴びていた。(写真~アウガで行われた講演)

 

「11月4日」「青森の空の下で“寺修と沢教”と戯れた6年間」:市民大学講座第17講

 

市民大学講座第17講は11月4日、アウガ5F研修室で37人の受講生が参加して開かれた。講師には寺山修司と沢田教一の野脇中学校、青森高校同期である小林孝雄さんが当たった。寺山修司が作詞した青森大学校歌が流れる中小林さんが登場し、拍手で迎えられた。日本を代表する歌人・劇作家として活躍した寺山修司と報道カメラマンとしてピューリッツァー賞に輝いた沢田教一の青春時代を熱っぽく語った。「寺山は文学を沢田は卓球に熱中していた。切磋琢磨していた。みんなちがってみんないい。ハンサムボーイの寺山は、ガリ版刷りで友人と文集を作り、夜遅くまで頑張っていた。友人宅のパン屋さんから、規格外のパンをもらって空腹を満たしていた。沢田も寺山と同じ早稲田大学入学を目指したが叶わず、報道カメラマンの道へ進んだ。2人の共通点は米軍基地のある三沢に在住したということこと。いじめもあったようだ。大学時代、沢田とは東京で一度会って、彼が長島茂雄を見たいと言ったから、野球観戦に連れて行ったらとても喜んだ」と講話した。最後は、合気道7段位の小林さんが得意の健武体操を披露した。(写真~寺山修司、沢田教一の思い出を語る小林孝雄さん)

 

「10月28日」「抒情歌を楽しむ」:市民大学講座第16講

?だれかさんが だれかさんがみつけた ちいさい秋みつけた♪~オープンカレッジ市民講座第16講が10月28日、本学記念ホールで開かれた。「抒情歌を楽しむ」をテーマに、白岩貢ソフトウエア情報学部准教授(音楽)から、心にしみるなつかしい歌唱の指導を受けた。参加した受講生35人は、課題曲の「ちいさいさい秋みつけた」や「翼をください」「銀座の恋の物語」などに挑戦。伸び伸びとした発声方法を学び、すがすがしい歌声を会場に響かせた。最後は青森大学校歌「若者よ若者よ」を全員で熱唱した。白岩准教授の歌唱指導は毎年大人気の講座になっている。(写真はすがすがしい歌声を会場に響かせた受講生)

 

「10月21日」「鰺ヶ沢と北前船の歴史・文化遺産」:市民大学講座第15講

オープンカレッジ市民大学第15講の野外学習が10月21日行われ、西津軽郡の鰺ヶ沢方面を訪ねた。受講生34人が参加した。当日は、中田書矢鰺ヶ沢町教育委員会学芸員の案内で、4年に1回行われる「津軽の京祭り」白八幡宮の御神輿や文化財の船絵馬を見学。江戸時代から明治にかけて、津軽藩の日本海航路として発展した鰺ヶ沢町の歴史を学んだ。午後からは、俳優・森繁久弥命名の「神の座」で有名な尾崎酒造や県重宝の円空仏がある延壽院を訪ねて見聞を広げた。受講生たちは、観光地とは別に普段見やれない文化遺産を見学することができ、大変喜んでいた。(写真は中田学芸員から船絵馬の説明を受ける受講生)

 

「10月14日」「ルーマニアと青森~国際結婚」:市民大学講座第14講

ブナ ズィーワ!(ルーマニア語で「こんにちは」の意味)オープンカレッジ市民大学第14講が10月14日、青森市駅前アウガ5階研修室で開かれた。「ルーマニアと青森~国際結婚」をテーマに、太田 アポスト ミハイ フロリン本学非常勤講師を招き、約90分の授業を受けた。出席した受講生は40人。講師から、ルーマニアはヨーロッパの真ん中で、人口は1,996万人で日本の人口の5分の1、面積は約24万?で日本の本州と同じと紹介したあと、モントリオールオリンピック(体操)で活躍したのコマネチ選手やドラキュラ・野球の発祥地としても有名であるとも話された。食文化の違いや簡単なルーマニア語のレッスン、ジャンケンゲームで盛り上がり、最後にはルーマニアの舞踊を輪になってみんなで踊り、終始なごやかな講義であった。受講生からは、奥さんとの出会いは?との質問もあり、これには友人の知り合いとして紹介され、今までにない素敵な日本女性で印象的であったと、答えていた。(写真~講義する太田 アポスト ミハイ フロリン本学非常勤講師 日本語も堪能)

 

「9月16日」「私の履歴書~人生を楽しく生きる」~市民大学講座第13講

市民大学第13講が9月23日、青森市駅前アウガ5階研修室で開かれた。この日の講師には、白井壽美枝前青森市男女参画プラザ「カダール」館長が招かれた。出席した受講生は38人で、白井講師の華麗なる人生を話術たっぷりに披露し、感動を与えた。川崎市生まれで、早稲田大学を卒業後、高校教員になり、退職後は出版社で働き、社内結婚。ご主人の転勤で青森に転居した。PTA活動や青森市男女参画社会づくり、ピンクリボン活動(乳がん早期発見、治療啓発)などをとおして、今までの人生の中から思うことは「こだわりはワクワクと楽しいこと」とし、言葉は力、1人からでも始められる、あなたの「復活の儀式」を活用して、お互いに楽しく生きよう、と結んだ。

 

「9月16日」「青天の霹靂の開発に携わって」~市民大学講座第12講

青森県初の「特A米・青天の霹靂」を開発した1人である須藤充青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部長を招いた市民大学講座第12講が9月16日、青森市駅前アウガ5階研修室で開かれた。参加した40人の受講生は、昨年デビューしたおいしい「青天の霹靂」に、興味深く耳を傾けていた。須藤講師はまず、同センターの概要や研究について述べたあと、青天の霹靂の開発の裏話を「当初はあまり自信がなく、日本穀物検定協会に食味試験をしてもらったところ、評価があまり高くなかった」言い、そこで、米作りで定評の農家に作付け試験を経て、評価が上がり可能性が見えたという。また、人工衛星を利用した衛星画像から、お米のタンパク質含有率を地図化にも取り組み、ブランドへの実現やおいしく炊くポイントも紹介した。

 

[9月2日]「いきいきとした脳をたもつために」~市民大学講座第11講

認知症は病気ではなく症候群であるーー市民大学講座第11講が9月2日、青森市駅前アウガ5階研修室で開かれた。この日は41人が参加し、大上本学薬学部教授から、いつもいきいきした脳を持ちつづけるコツを伺った。まず、これまであたりまえだったことができない、例えば銀行のATMが使えないなど、記憶障害が起きた場合、早めの対処が必要といい、現在は認知症専門医ができており、相談も必要とアドバイスした。また、講義の中で、文字の色の識別やジャンケンで脳トレを行い、日々脳の活性化の重要性を伝えていた。

 

「8月26日」「中高年の健康体操」~市民大学講座第10講

市民大学講座第10講が8月26日、本学第1体育館で行われた。この日は29人が参加し、講師の雨森輝昌本学名誉教授から、身近にできる健康エクササイズとして、「椅子を使ってのストレッチ」などを学んだ。背伸び、肩回し、膝関節伸ばしなど、ふだん使われていない筋肉を伸ばすと、体が軽くなった。また、受講生に老化に伴い、転倒を防ぐためには、姿勢は前かがみにならないよう移動は腰からの習慣を付けることをアドバイス。最後は、全員で「オーシャンゼリーゼ」の曲に合わせ、軽快にウオーキングをし、快い汗を流していた。

 

「7月25日」「みちのく民俗村とサトウハチロー記念館を訪ねて」~市民大学講座第9講・野外学習

♪匂い優しい白百合の~~ 市民大学講座第9講は7月22日、野外学習を実施した。毎年前期と後期に1回ずつ実施しているが、今年は県外の希望があり、岩手県北上市の「みちのく民俗村とサトウハチロー記念館」を訪ねた。この日は29人が参加し、堀端所長と江川副所長、伊藤担当が引率した。「みちのく民俗村」は北上市が運営し、国重文の古民家など10棟と歴史的建造物が点在する野外博物館。まず、大正時代女学校の校舎を利用して造られた資料館を見学した。迫力ある農耕馬の剥製、農民具、民俗資料など昭和の暮らしを垣間見ることができ、参加者はなつかしい思い出に浸っていた。
お昼は、みちのく3大桜の名所・展勝地公園のレストハウス(北上川のほとり)で、地元特産のお弁当に舌鼓を打った。午後は、すぐ隣の「サトウハチロー記念館」を見学。弘前市ともゆかりの詩人の生涯を学んだ。ハチローさんの次男である佐藤四郎さんが館長を務めており、ユーモアのある説明が心に響いた。バスの中では、名曲「北上夜曲」やハチローさんの代表作「リンゴの歌」のCDを聴きながら、旅を楽しんだ。

 

「7月15日」「世界から注目される田んぼアートと村づくり」~市民大学講座第8講

「世界から注目される田んぼアートと村づくり」と題して、鈴木孝雄(こうゆう)田舎館村長を招き、市民大学講座第8講が7月15日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれた。受講生43人が参加した。
田舎館村では、2日前に田んぼアートの見ごろ宣言をし、マスコミでとりあげられていることもあり、受講生の関心が高かった。
まず、担当者からDVDによる映像で、これまでのアートの取組を紹介後、鈴木村長の講話があった。
「山もない、海もない、これといった特産もない、青森県で一番小さな村である。約20年前、お城づくりの庁舎を建設後、活性化のため職員に提案し、田んぼアートに取り組んできた」と話し、「昨年は34万人の来場者があり、6千2百万円の収入があった。これも、アートを支える村、商工会、農業団体などが一丸となって取り組み、そして全国からの来場者の期待があってからこそだ」と、強調した。
また、年間をとおして、集客するため「石のアート」にも取り組み、石原裕次郎の肖像権を得るため、芸能事務所を訪れたエピソードなども披露した。
このあと、トークに入り、鈴木村長から、2年前、天皇皇后両陛下ご来村のエピソードなどを伺い、終始和やかにユーモアある村長の語り口に受講生たちは、拍手を送っていた。

 

「7月8日」「ねぶたの由来と歴史」~市民大学講座第7講

市民大学講座第7講は7月8日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれた。受講生36人が参加し、講師の成田敏元青森県立郷土館学芸課長から、ねぶたの由来と歴史を学んだ。成田講師は「ねぶたは旧暦7月7日の七夕(天の川)の行事であり、『ねむり流し』からきている。東北3大祭りの1つと言われているが、旧国鉄がキャンペーンし、ねぶたは有名になった」と、説明。
さらに、蝦夷を成敗した坂上田村麻呂伝説によるねぶた発祥は疑問が残るとし、初代津軽藩主為信が京都で大灯篭を披露した藩日記を紹介した。紙もロウソクも貴重な時代を
経て、庶民が行っていた盆灯篭や迎え火、送り火がねぶた(ねぷた)発祥に繋がったのではないか、と加えた。

 

「6月24日」「アクティブ・リスニング&ロジカル・シンキング」~市民大学講座第6講

「効果的コミュニケーションと傾聴を学ぶ」市民大学講座第6講は6月24日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれた。この日は、受講生38人が参加し、講師の石塚ゆかり本学経営学部准教授から、よりよいコミュニケーションの仕方や聴き方を学んだ。聴く心構えとして、自分をフラットにしてから聴く。相手の話を尊重する。思いやりを持つーなどのアドバイスを受けていた。

 

「6月10日」広岡浅子と「幕末の豪商達の軌跡」~市民大学講座第5講

市民大学講座第5講は6月10日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれ、幕末から明治・大正を駆け抜けたNHK連続TV小説「あさが来た」のモデル広岡浅子と江戸時代と明治の金融制度について講義があった。
講師は森宏之本学経営学部長・教授が務め、40人が受講。講義の中で、森教授は実業家である浅子の実像に迫り、社会活動にも奔走した足跡を紹介。幕末、浅子が嫁いだ加島屋は大名貸しを行い、900万両(現在の貨幣価値で4,500億)に達したと、述べた。
また、明治新政府による銀目廃止政策の混乱を乗り越え、鉱山開発で家業を盛り上げ、紡績会社や銀行、保険会社などを興し活躍した浅子の生涯を熱っぽく語ると、受講者から拍手がわき起こった。講義終了後茶話会も開かれ、受講者同士なごやかに交流を深めていた。

 

「6月3日」日本の天(てん)妃(ぴ)と台湾の媽(ま)祖(そ)~市民大学講座第4講

市民大学講座第4講が6月3日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれた。この日の受講者は42人で、講師は江川静英オープンカレッジ副所長が務め、「日本の天妃と台湾の媽祖」について話された。「媽祖(天妃の別名)は、海上の女神として信仰され、特に東南アジアや日本に播。沖縄や長崎を経て北上し、青森県大間町にも伝わっている」と説明。信仰した結果、奇跡の体験が数多くあり、台湾ではお祭りも盛んに行われていることを紹介した。
また、台湾出身の江川副所長は、先頃帰国し、女性初の台湾総統なった蔡英文氏の就任式に出席したエピソードを伝え、受講生の興味をひいていた。

 

[5月20日]日常生活で褒めることの大切さを学ぶ~市民大学講座第3講

「こころの健康ーストレスとコミュニケーションを考える」と題して、5月20日(金)午前10時から、青森市駅前アウガ5階研修室で、市民大学講座第3講が開かれた。受講生40人が参加し、講師の船木昭夫オープンカレッジ副所長から、ストレスをためない1つの手段として、日常生活で褒めることの大切さを学んだ。

また、よいコミュニケーションとして、視線を合わせることや明るい表情、話の内容が適切であることをアドバイス。講義の中で、船木講師はメンタルチェックや2人づつペアになって、褒める練習など”実践”を交えながらコミュニケーションの取り方を指導した。

 

[5月13日]「人工知能の考え方ー最近の話題を巡って」市民大学講座第2講

5月13日(金)午前10時から、青森市駅前アウガ5階研修室で、市民大学講座第2講が開かれ、受講生38人が参加した。「人工知能の考え方ー最近の話題を巡って」と題して、堀端孝俊オープンカレッジ所長が講義。人工知能60年の歴史を話し、コンピュータ(アルファ碁)とトップ棋士の勝敗のエピソードを伝えた。

この中で、コンピュータソフトと腕を競う価値はあるが、人が通常打つ手とは異なる打ち方をすることもあるようだ、と分析。さらに、最近の車の全自動運転の話題にも触れ、人工知能の課題として周囲の他車や歩行者が予測できない動きをする「不完全情報問題」が対象になりつつあるとの話題もとりあげた。最後に人工知能と雇用の問題に触れ、人間の”技”の領域は人工知能での置き換えが困難であることも強調した。

 

平成28年度市民大学講座開講式及び第1講

4月15日(金)午前10時10分から、本学622教室で平成28年度市民大学講座の開講式と第1講が開かれた。今年度は45人の一般社会人の受講生を迎えて実施。

この日は、開講式で堀端孝俊所長が主催者として歓迎の挨拶を述べ、 新入受講生と教職員を紹介。

続いて、第1講では平井卓本学非常勤講師が「終戦直後の民主主義教育」と題して講義した。

市民大学講座は全20コースで、このあと青森市駅前のアウガ5階研修室を主会場に、本学教授陣及び外部講師を招いて実施。外部講師は鈴木孝雄田舎館村長や成田敏青森ねぶた祭審査委員長、岡田康博青森県教委文化財保護課参事、RABアナウンサーなどを予定している。

 

[2016年3月4日] 「春のスノーシュー歩き」第1講

オープンカレッジ本年度の最後の講座である「春のスノーシュー歩き」が3月3日開かれました。受講生6人、スタッフ4人体制で、雲谷スキー場隣国有林・青大遊々森まで片道約2キロを歩きました。講師の藤田均オープンカレッジ所長、佐藤一文青大自然学校OBが案内。この日は、時折吹雪く中ではあったが、カモシカやうさぎの足跡を発見。特に、カモシカは数時間前と思われるミズキの新芽を食べた痕跡や糞のあとを見つけ、厳しい自然との営みと力強い生命力を垣間見ることができました。(写真~カモシカの足跡を発見)

 

[2016年2月4日] スキー大学第3講

冬の人気講座・スキー大学が1月20日から5回のコースで、雲谷スキー場で開かれています。今期は32人が受講しています。第3講は2月3日、27人が参加。この日は雪交じりの天候の中、上級・中級・初級に分かれ、全日本スキー連盟公認指導員4人から、楽しくレッスンを受けていました。このあと、オプションとして、2月9日には大鰐スキー場、3月2日には安比スキー場ツアーが開かれます。

 

[2015年12月8日(火)] 柔道と私~冒険心を持とう

市民大学第20講と修了式は12 月4日、本学622教室で開かれました。この日は受講生48人のうち、46人が参加。最終講は本学学長の崎谷康文氏が「柔道と私~冒険心を持とう」という演題で講義。講道館柔道5段位でもある崎谷学長が高校時代から柔道に打ち込んできたエピソードを披露した。柔道をやってよかったこととして①転んでも怪我をしない受身②頑張りぬく力が身に付く③社会において人間関係を構築する力の源泉ーを挙げました。日ごろの鍛錬・稽古があってこそ発揮できるのが冒険心であると結びました。

引き続き、修了式では受講生全員に修了証書が渡されました。受講生を代表して斎藤和芳さんが代表して証書を受け、また皆勤賞には15人に贈られました。

講義する崎谷学長   /   受講生に皆勤賞を授与

 

[2015年11月20日(金)] 小牧野遺跡の今とこれから

市民大学第19講は11 月20日、青森駅前アウガ5F研修室で講師に青森市教育委員会文化財課の児玉大成主幹を招いて開かれました。受講生42人参加。講師は高校時代から現在まで 小牧野遺跡の発掘調査に携わっており、現在では世界遺産登録を目指している。この中でストーンサークルは祭祀のために作られたものではないかと強調した。 実際児玉講師は人力で石の運搬の試みをし、研究者としての実績も披露した。さらに市の条例を改正し、自らボランティア団体の長として子供にも理解できるように遺跡の保護活動をしている。

 

[2015年11月13日(金)] オリンピックへの道と家族のきずな

市民大学第18講は11月6日、青森駅前アウガ5F研修室で開かれました。講師の齋藤春香ソフトボール日本代表監督は、受講生43名に父の影響で、小学生からソフトボールに励んできたこと。選手時代は心臓に汗をかいてきたことを強調。北京オリンピックへの選手との一丸となったコミュニケーションの大切さを紹介した。また、やがて失明する母への親孝行はホームランを打つことと、心に決めたとも話していました。

 

[2015年07月03日(金)] イギリスの紀行家 イザベラ・バードを語る

今か ら140年前の明治11年に、イギリスの紀行家イザベラ・バードが本県を訪れました。「イザベラ・バードが見た明治初期の青森」と題して、市 民大学第7講は7月3日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれました。受講生46人が出席。講師はタレント・司会業として活躍中の黒石ナナ子さん(黒石八郎 さんの姉)。

ナナ子さんは実家のある黒石市中野神社の境内に住んでおり、バードがここに来た話しを曾祖母から聞き興味を持ち、その足跡 を調べ、豊富な話題で バードの前向きな人柄を紹介しました。後に、バードが出版した「日本奥地紀行」にその記述があり、美しい提灯(黒石ねぷた)や中野神社のうす紅葉、温湯温 泉などを見て感動したと。当時、黒石は人口は約5千人で下駄や櫛のの産地であったとも説明。一方、青森は灰色の町で、屋根には風で飛ばないように自然石が 置いてあったと紹介しました。

また、バードは慈善家でもあり、東京の孤児院へお金を寄附し、童謡「赤い靴」のモデル・きみちゃんがその 孤児院で育てられたことを解説し、きみ ちゃんの養父は青森県鰺ヶ沢出身の鈴木志郎さんだったと。最後に「赤い靴」と「津軽じょんから節」(中野神社バージョン)を熱唱し、盛んに拍手を浴びてい ました。

 

[2015年06月26日(金)] カナダと日本、そして青森での生活

市 民大学第6講は6月26日、青森駅前アウガ5階研修室で開かれました。受講生41人は講師の本学ソフトウエア情報学部のケチャスンワード准教授 (カナダ出身)から、「カナダと日本、そして青森での生活」を学びました。ケチャスン准教授は来日18年。生活文化・言葉の壁を乗り越えて、青森の奥様と 結婚したエピソードを披露し、「今では味噌汁の味にも慣れました」というと、会場の笑いを誘いました。

 

[2015年06月24日(水)] 八戸市の自然と3.11震災からの復興

み ちのく散歩みち第2講が6月23日開かれ、八戸市を訪問しました。この日は受講生20人が参加し、八戸キャニオン(鉱山)や復興めざましい漁港、海猫の 繁殖地・蕪島、花の渚・種差海岸を散策しました。三陸復興国立公園(国指定名勝)である種差海岸の渚の花は、ニッコウキスゲやハマヒルガオ、ハナショウブ などが咲き乱れ、潮風と共に受講者の心を癒やしてくれました。

 

[2015年06月19日(金)] 日本百名山・八幡平に咲く花々に感動

大 自然トレッキング第2講は6月18日、八幡平茶臼岳で行われしました。この日は32人が参加。霧が深く山頂からは岩手山や八幡平のパノラマが見え なかったものの、ミツバオウレンやシラネアオイ、ヒナザクラなど花の楽園を堪能し、大満足であった。(写真上は茶臼岳山頂 下は黒谷地湿原にて)

 

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