オープンカレッジ市民大学第5講~テーマは「美しく逝きたい~仏教のこころに学ぶ」

昭和大仏で有名な青龍寺の織田隆玄住職を講師に招き、オープンカレッジ市民大学第5講が6月1日、アウガ5Fホールで開かれた。この日は、受講生67人が参加した。「美しく逝きたい~仏教のこころに学ぶ」をテーマに、織田住職は(1)これまで美しく生きてきたか?〈人生を振り返る〉(2)余生を美しく生きる〈肩書き、学歴、財もない一人間として〉(3)美しく逝きたい〈終活〉・・・を3つに分けて講義した。
この中で、「仏教の教えは、大切にしたい。日本の精神文化であり、こころの拠り所である」と述べ、「人は一人では生きられない。家族・友人・知人みんなに助けられて生きており、お蔭様の心が生まれている」と強調した。
また「余生を美しく生きるには肩書き、学歴、財も関係ない一人間として遺族の心にも思いを尽くすこと」といい、「美しく逝くためには、今をどう生きるかであり、俯瞰的に行動してみること。罪を作らないことである」と、説いた。
最後に、死は人生の卒業式。卒業写真(遺影)は10年若いものを使ってもいい。最後は「仰げば尊し♪」で「いざさらば」を言えばいいと、アドバイスしていた。

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