３年ぶりに復活したオープンカレッジ「みちのく散歩みち」が５月１７日に行われた。第１講は「弘前藩の歴史/産業を学ぶ」をテーマに弘前市岩木地区で行われた。受講生２１が参加し、今年４月オープンしたばかりの高岡の森・弘前藩歴史館やJAアオレンジュース工場などを見学した。この日は昨夜までの雨も上がり、マイクロバスに揺られながら田植え前の津軽路を走った。午前中は、りんごの加工量・販売量で国内最大級のJAアオレンジュース工場を見学。試飲コーナーもあり、輸入のりんごジュースとアオレンの飲み比べも行われた。密閉搾りの特許を取得したジュースは、添加物なしでまろやかな味だった。その後、東京ドーム位の広さを持つ、施設の説明を受けた。
午後からは、弘前藩４代藩主・津軽信政公を祀る高照神社を参拝し、すぐ隣に今年４月オープンしたばかりの弘前藩歴史館を見学した。ここには、高照神社宝物約５千点の内、６４点を展示。複製された信政公の甲冑や刀剣類など貴重な史料を目にすることができ、受講生らは感動していた。
